[書評] ダメ人間は身につけたい。人気放送作家の『終わらす技術』

2014年7月5日
2016年1月16日
gappacker
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終わらす技術

放送作家の仕事論

誰しもがそうであるように、僕にも欠陥があります。
人から欠陥だと思われていても認められないものもあれば、自分でしっかりと自覚しているものもある。

そのなかでも、苦手なのが『終わらせること』。

終わらせることができないとは、なかなか致命的なもので、油断すると未解決案件が溜まっていってしまいます。
その原因は何かというと、単純に怠け癖からくるものもあれば、理想の形に辿り着いていないため、終わらせる段階にない。という、自分の中ではわりと真っ当かつ、他人からすれば言い訳としか映らないものまで、様々なものがあります。

クライアントワークなどでは、僕だけの理由で終わらすことが出来ないわけではなかったりもするのですが、半分以上はもっとうまくコントロールできる筈です。ありがたいことに、面白そうな話はちょこちょこ入って来るのだけど、うまく終わらせることができていないため、新しいことがスムーズに進まなかったり、すぐにパンクしてしまったりする。

そんな時に、たまたまこの本が目に入ったので、手に取ってみました。

中身について

著者が言うには「新しく始めるためには終わらせないといけない。」

ごもっともです。

そのうえで物事をしっかりよい形で終わらせるための三つのステップを定義しています。
1. 目的を明確に見据える
2. 一個一個を確実に片付ける
3. 正しい場所に着地させる

本書では、著者の成功体験を基に、「こうしたからうまくいってる」という話が、日常のことから仕事の話まで、自信満々に書かれています。
終わらす人の習慣では、ほぼ著者のやり方が書いてあり、その一方で、終わってる人々というところでは著者が嫌いなことが書かれるような気もしてしまいます。うまくいっている人の話なので、もちろん参考にはなります。ただ、本だからいいけど、飲み屋とかで聞かされたら、ちょっとイタそうな感じもあります。

読んでみて

僕はこの人のことを全然知らず、話しているのを見たこともないし、本の印象だけになってしまのだけれど、個人的には苦手な部類の人のような気がしました。
自分の成功パターンを持っていて、それ以外には興味がないというか、『俺の成功パターン、知りたいんなら教えてあげてもいいよ。』みたいなスタンスの人とでもいうのでしょうか。

若い時に、こういう人の仕事に魅せられて、夢中で背中を追い続けて。という感じで出会ったいたら、成功者のルールモデルとなりうるんだろうけど、ある程度、歳を重ね自我ができてしまうと、なかなか受け入れがたいのも確か。
もちろん参考になる部分や身につまされる部分もありました。著者からしたらアマいといわれそうだけど、部分的につまみ食いしようと思います。

ちなみにピンク色の新書はダサすぎて恥ずかしいのでカバー必須です。
目立てば勝ち的なところはフォレスト出版らしいですが。。

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