激遅フレッツ光からNuro光に乗り換えたら世界が変わった

2021年9月18日
2021年10月2日
gappacker
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光回線変更のススメ

我が家の通信回線は長いことNTTのフレッツ光を利用していたのだけど、最近になって回線の遅さにストレスを感じることが多くなっていた。平日の夕方18時くらいからスピードが遅くなり、21時くらいから1時くらいまではストレスを感じないことはない。

どれくらい遅いのかというと、Youtubeなどの動画視聴でストリーミング再生が止まり、Prime Videoは勝手に止まったり、急に画質が悪くなる、オンラインゲームはラグが酷すぎてゲームにならない始末。速度を測るとDLスピードが1Mを切ることも決して少なくなかった。
念の為言っておくが、れっきとした光回線である。

Nuro光に乗り換えたことで世界が変わり、大満足の結果となったので、乗り換えの経緯や思ったことについてまとめておこうと思う。

速度が遅いのはルーターやケーブルのせい?

回線があまりにも遅かったとはいえ、以前はここまでストレス感じることもなかった。ひょっとしたらとルーターやケーブルに不具合が起きている可能性を疑い、設定を見直し問題がないことを確認したあと、ルーターとケーブルをすべて交換した。


しかし、回線速度に改善の兆しはない。そこでフレッツ光のサポートセンターに連絡してみることにした。

フレッツ光のサポートセンターに連絡するも

フレッツ光のサポートセンターに連絡したところ、オプションプランへの変更を促された。

回線速度に対してこれほどストレスを感じることがなかったのだが、どうやら契約していたのは100メガプランだったそうで、1ギガプランにすれば改善するかもしれないとのこと。でもさすがに1Mbps出てないのっては遅すぎないですかねと伝えると伝家の宝刀、『ベストエフォート』を出された。

この時点で、理論値の1/100の速度すら出ないことが度々あったため、単純に10倍の回線にしたところでオンラインゲームなどで推奨されている10Mbpsを出せるかどうかも怪しい。ミニマムエフォートすらしていないサービスに対して、オプション契約しろとは、どういう神経してるんだろう。しかも、このオプション契約には別途工事が必要となる。

自分が契約した時は1ギガプランはなかったと思うが、1ギガプランがあるのに100メガプランを契約する人はそれほど多くないと思うので、古くから契約しているユーザーのほうがストレスを感じていそうな気がしないでもない。

ふと、他の回線状況が気になり、みんなのネット回線速度で『神奈川県のNURO光の通信速度レポート』を確認したところ、平均ダウンロード速度: 462.76Mbps、平均アップロード速度: 426.78Mbpsという今の自分の回線からしたら夢のようなスピードが表示されていた。現状、昼間など調子のいい時だけ10Mbps出るものの、nuro光にすれば単純に40倍以上のスピードが出ることになる。

神奈川県のNURO光の通信速度レポート

フレッツ光とNuro光を比較してみた

ルーターや回線の見直し、サポートとの不毛なやり取りでHPを吸い取られながら、乗り換えの検討を始めた。そして現状と乗り換え後を比較すると、フレッツ光で契約していた2年割の解約金9,500円(税抜)がかかるものの、Nuro光に乗り換えたほうが遥かに優れていることがわかった。この解約金は2年縛りの解約月に解約しないとかかるのだけど、ここは手切れ金として割り切って考えるしかない。

Nuro光にはG2Dという2年縛りと、G2Tという3年縛りがあるのだけれど、自分は割引率の高いG2Tにした。3年以内に乗り換えることはないだろうという考えからだけど、その後の更新は2年単位なので、これはそれほど変わらないと思う。

フレッツ光 Nuro光
プラン N・ファミリー G2T
料金 5,200円 5,200円
割引 2年割-700円/月
速度 100メガ(現状) 2ギガ
プロバイダ 別1200円(現状)
その他 2年割り解約金9500円(税抜) 初期工事費(実質無料)

これに契約事務手数料の3,300円と基本工事費の44,000円がかかる。この基本工事費は3年契約だと36回に分割され2ヶ月目は1,230円、3ヶ月目~37ヶ月目は1,222円が、月額の費用と合算されて請求されるのだけれど、同額分割引がされるため、基本工事費実質無料となる。なお、契約期間内に解約した場合は残債が請求される。

つまり、契約期間(2年or3年)しっかり使うなら、工事費のユーザー側の負担は一切ないということ。

光電話の乗り換えについて

ちなみにうちの場合は光電話を一緒に契約していた。この辺の乗り換えがめんどくさそうで心理的障壁になっていたことは確かだけど、Nuro光にも光電話はあり、ナンバーポータビリティもできることがわかったため乗り換えを決めた。

電話にかかっていた費用の比較。

フレッツ光 Nuro光
ひかり電話基本料 550円 550円
キャッチホン 330円 330円
ナンバー・ディスプレイ 440円 440円

これにナンバーポータビリティ工事費(解約時)が1,650円かかる。

フレッツ光とNuro光のスピードテスト結果比較

回線工事が終わったので回線速度がどれくらい改善されたのかを比較していく。

PS4のネットワーク診断

まずは有線接続しているPS4のフレッツ光回線速度

フレッツ光のPS4回線速度(有線)

そしてこっちが同じく有線接続しているPS4のNuro光回線速度。アップロードの速度に関してはあまり変わらないものの、ダウンロードの速度に関しては100倍近いスピードが出ている。

Nuro光のPS4回線速度(有線接続)

スマホの速度テストUSEN Gate

Usenの提供しているウェブ上のスピードテストでも試してみました。iPhoneのwifi接続です。左側がフレッツ光回線、右側がNuro光回線です。回線切替前後に測定したため、測定時刻はお昼ごろ30分以内の誤差です。約100倍のスピードが出てますね。

スマホでのフレッツ光とNuro光の回線速度比較

スマホの速度テスト fast.com

もう一つfast.comという別のサイトも試してみました。

フレッツ光とnuro光の速度比較

Nuro光は工事に時間がかかる

いいことづくめのNuro光だが、唯一残念な点として、申し込みから開通までに約2ヶ月間という時間がかかることがある。工事は屋内工事と屋外工事の2回必要(オプションで同日に設定は可能)となり、両日ともに立ち会いが必要となる。

基本的に光ファイバーは家の近くの電信柱まではNTTの管轄になり、そこから家の中までの配線が各事業者の管轄になるようだ。そのため屋内工事はNuro光側から委託された工事となり、屋外工事はNTT側の工事となる。で、理由はわからないが、この電信柱からの屋外工事の日程が遅くなるため、開通までに時間がかかる。

申し込みしてから1回目の屋内工事はすぐに工事日が決まり、Nuro光の新品のルーターが家にあるにもかかわらず、そこから2回目の屋外工事は1ヶ月以上待つことになった。乗り換えを決めたら、なるべく早く申し込むといいと思う

ちなみに光電話は開通からさらに数週間かかるようで、2回目の回線工事の5日後に電話用のTAが届きました。(現在、光電話はNTTのまま。)

さいごに

契約したら乗り換えるのが面倒だからこそ、インフラ系サービスは随時見直したほうが良い。この手のサービスは契約取るまでは頑張るけど、契約したらよほどのことがない限り、解約する人はないのだろう。ビジネス的には解約率がそれほど高くないのであれば、既存のユーザーの満足度を上げるよりも新規ユーザーの獲得に力を入れるのはわからんでもない。

これは推測だが、利益を追求しすぎてユーザーを最大限増やしていたら、コロナをきっかけに自宅でオンラインゲームや動画視聴などして過ごす人が増え、通信量が倍増し、使い物にならなくなってしまったのだろう。もし同じようなストレスを抱えている人がいたらすぐに乗り換えすることをオススメします。開通まで少し時間はかかりますが、きっと世界が変わりますよ。

ちなみに現在Nuro光では45000円のキャッシュバックが行われています。いつまでかはわかりませんので乗り換え検討されている方はキャンペーン期間中に契約するのがオススメですよ。僕はキャンペーン中に申し込んだので6ヶ月後に45000円もらえることになっています。

NURO光お得なキャッシュバック&割引特典!

後日談:Nuro光のひかり電話の開通工事が完了し、電話のほうも無事光回線になりました。

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