優秀で成功する人たちの行っていること
著者の岡島悦子さんはヘッドハンターとして、これまで数多くの優秀な人材を見て来たそうです。そして、その豊富な経験を通して、抜擢される人達が共通して行っている人脈構築のステップを「人脈スパイラルモデル」とし、体系化したのが本書です。
ちなみに著者の言う人脈構築とは、
「意欲と能力のある人が、自分の力を最大限に活かせるような機会を獲得することを目的に行うもの」であるとしています。
「人脈スパイラルモデル」は下記の五つのステップからなります。
1. 自分にタグをつける (自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる)
2. コンテンツを作る (「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る)
3. 仲間を広げる (コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを共創する)
4. 自分情報を流通させる (何かの時に自分のことを思い出してもうらうよう、種を蒔く)
5. チャンスを積極的に取りに行く (実力以上のことに挑戦し、人脈レイヤーを上げる)
この五つのステップを、「抜擢され早く成長する人達」は行っているそうです。
確かにこれらのステップがしっかりできていて、能力さえあればチャンスは次々とやってきそうな気がします。
その一方で露骨に人脈を作ろうとおんぶに抱っこの人間はすぐに見破られ、切り捨てられるとも書いてありました。
Commit or Die (貢献せよ、さもなくば去れ)
というのが基本のようです。
とても説得力があり、読んで為になる部分が沢山ありました。
特に自分を売り込むのが苦手な人に読んで欲しいと思える良書でした。
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