化粧坂切通しを行く。鎌倉七口散策(化粧坂、源氏山公園)

2017年5月8日
2017年5月24日
gappacker
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鎌倉西部を南北に移動するための交通路

鎌倉は南を海に東西北を山に囲まれた地形になるため、昔の人たちが鎌倉に出入りするために山を切り開いた交通路があります。それらは鎌倉七口(かまくらななくち)と呼ばれています。

鎌倉七口

このうち今回紹介するのは化粧坂。
鎌倉駅の西側にある佐助と呼ばれるエリアから、扇ケ谷という、ちょうど鎌倉中心部と北鎌倉の中間地点に当たるエリアへ抜けるルートです。

まずは源氏山公園入り口。
地図で見ると緑の部分全体が源氏山公園に指定されているようですが、実際は右半分が公園であり、メインの入り口はちょうど中央あたりに位置し、化粧坂もそこからすぐ近くにあります。
源氏山公園入り口

入り口脇には看板があり、野鳥の説明なんかもある。
源氏山公園看板

化粧坂についての案内板。
化粧坂案内板

化粧坂は、鎌倉の北西から武蔵方面に抜ける「鎌倉住環上ノ道」(武蔵路)の出入り口に当たります。鎌倉の交通の要衝であったことから、元弘3年(1333)の新田義貞の鎌倉攻めでも戦場となっています。
『吾妻鏡』建長3年(1251)12月3日条には、鎌倉の中で小町屋及び売買所を構えても良い場所の一つとして「気和飛坂山上(化粧坂の山上)」と書かれています。坂頂上部は葛原岡とも呼ばれ、元弘2年(1332)後醍醐天皇の倒幕計画に関わった日野俊基が斬首された刑場でもありました。指定地内北側には地蔵像や五輪塔などの浮彫りをもつ特徴的なやぐら群(瓜ヶ谷やぐら群)があります。また周辺の発掘調査では多数の火葬跡が発見されており、化粧坂が交通の要衝であると同時に、都市鎌倉の境界に位置する葬送の地でもあったことが明らかになっています。

入り口を入ってすぐ左側に公園管理の詰所があります。
ちなみにこの公園も含めた全てのエリアが夜は真っ暗なのですが、夜はここで人感センサーのライトが光ってビビります。まぁ、夜行くようなところではないんですけどね。
詰所。

さらに30mほど進むと分岐があり、左側が化粧坂、右側が源氏山公園になります。
化粧坂はとても距離が短いので、久しぶりに源氏山公園も散歩して見ることにしました。
分岐

源氏山公園の方へ進むと、拓けた場所に出ます。
源氏山公園

中央には源頼朝公の像が鎌倉市街の方向を見渡すように鎮座しています。
(実際には自然があるため、ここから鎌倉市街は直接見ることはできませんが。)
源頼朝公の像。

トイレなんかもちゃんとあります。
源氏山公園は高台にあるため、行くのは少し面倒ですが、豊かな自然があり、桜の咲く季節には花見客などで賑わう公園でもあります。
トイレ

久しぶりに行ったので奥の方まで進みます。
注意看板がありました、何を注意するのか書いてほしいですよね。
源氏山

ちょっと進むと右側に突如お墓が出てきました。
太田道灌公という江戸城築城で有名な方らしい。
太田さんのお墓

昔はこの辺りから下に降りられた記憶があったので、全然覚えてないけどさらに進みます。
源氏山公園

どんどん進みます。
源氏山公園

源氏山公園

さらに進むと左手前方にお墓が見えてきました。場所的に、英勝寺か寿福寺の境内が近いのでどちらかのお墓だと思います。
源氏山公園

が、お墓を左手に見ながら進むと切通しとも言えないくらいの狭い道に。
行けないこともありそうだったけど、ちょっとSASUKEみたいな感じになりそうだったので引き返すことに。
源氏山公園

この後、戻るときに犬の散歩してるおじさんに会ったので、「ここって下に降りられませんでしたっけ?」と聞いてみたところ、おじさんはお墓を抜けて境内に抜けるとのこと。ただしここはローカルの人だから通れるような道だと思うので、観光客の方はやめておいた方が無難です。

僕の場合は一応、鎌倉の住人ではありますが、どちらにせよ化粧坂に行くつもりだったので引き返しました。

というわけで先ほどの分岐まで戻り化粧坂に。
化粧坂は距離はとても短いのですが、苔が生えたりしていて坂道になっているため、滑りやすくなっていて、足腰の悪い方にはちょっと歩きづらい場所でもあります。
化粧坂

この辺は普通の山道。
化粧坂

苔がびっちり覆った岩とかもあったりして。
化粧坂

最後がS字カーブになっていてなぜかいつも濡れています。
特に雨が降ったあとは滑りやすいので注意が必要です。
ここは凍ったら絶対登れない気がする。
化粧坂

苔も生えてます。
化粧坂

化粧坂への出入り口。
通行禁止になっているわけではなく直進しないようにしてるだけです。
ここから下は扇ケ谷(おうぎがやつ)の住宅街です。
化粧坂出入り口

まとめ

何度も通っている化粧坂ですが、他の鎌倉七口と比べても距離が短いです。
ちなみに以前紹介した鎌倉のおしゃれなカフェ、テールベルトや同じく鎌倉七口に数えられる亀ヶ谷切り通しも近いので興味があれば行って見るといいかもしれません。

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