寿福寺|参道への石畳が雰囲気ある鎌倉五山第三位のお寺

2017年6月3日
2017年6月7日
gappacker
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参道の石畳の雰囲気がいいお寺

場所はこちら

所在地 神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7
山号 亀谷山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 釈迦如来
開山 栄西
開基 北条政子
創建 正治2年(1200)

鎌倉三十三観音霊場の第24番札所。
鎌倉二十四地蔵の第18番札所。
鎌倉十三仏霊場四番札所。

案内板によると

源頼朝が没した翌年、妻の北条政子が明庵栄西を開山に招いて建立した鎌倉五山第三位の寺です。鎌倉幕府三代将軍の源実朝も、再三参詣しました。
栄西は日本に初めて臨済宗を伝えた禅僧で、「喫茶養生記」を著すなど、お茶を飲む習慣を日本に伝えたことでも知られています。
裏山の「やぐら」(中世の横穴墳墓)には、源実朝、母・政子の墓といわれる五輪塔があります。
墓地には俳人・高浜虚子や作家・大佛次郎などが眠っています。

鎌倉五山とは

鎌倉五山とは禅宗における寺格のこと。
臨済宗における格付けで、幕府が任命したお寺が順次上位に昇格していく仕組みです。

  • 建長寺
  • 円覚寺
  • 寿福寺
  • 浄智寺
  • 浄妙寺

外門
寿福寺山門

外門から山門へと続く石畳はとても雰囲気があります。
寿福寺参道

仏殿。基本的に本堂は非公開で、山門から先は立ち入ることができません。
寿福寺本堂

源氏山公園へと続く、寿福寺の裏手は墓地となっていて、そこには北条政子のお墓とされる五輪塔があります。
大町にある安養院にも北条政子の墓とされているものがあるのですが、どちらもゆかりがありそうなので、そういうものだと受け入れることにしましょう。
北条政子のお墓

こちらは源実朝(源頼朝の四男)のお墓とされる五輪塔。
源実朝の墓

寿福寺へのアクセスと観光情報

寿福寺へは鎌倉駅西口を出て北上、徒歩7分ほどで着きます。

拝観料 無料。本堂は非公開。
拝観時間 参道は24時間立ち入り可能

まとめ

山門より先は普段は公開されていないため、中に入ることができません。
鎌倉五山第三位ということで、訪れる人は少なくありませんが、積極的に観光客を受け入れている感じはまったくありません。
外門から山門へのアプローチはとても静かで雰囲気がありますので、近くにいくなら立ち寄ってみてもいいのではないでしょうか。

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