鎌倉大仏がある『高徳院』に行ってきた

2017年5月17日
2017年5月19日
gappacker
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先日、鎌倉での予定が急遽キャンセルとなったため、鎌倉大仏が有名な高徳院に行ってました。入るのは1年ぶりくらい。

場所はこちらです。

鎌倉大仏前

高徳院は大仏の知名度が高く、とても有名ですが、境内はそれほど広くありません。
30分もあればじゅうぶん見て回れるでしょう。
高徳院境内図

入り口正面の仁王門の上部には山号である大異山(だいいざん)が記されています。
大異山

仁王門をくぐるとさらに門があります。
こちらは開いていませんので、別の入り口で拝観料200円を払って中に入ります。

境内には与謝野晶子を始めとする歌碑があります。
そのため、鎌倉文学館による説明看板がありました。

私たちの宗旨

  • 名稱:浄土宗
  • 宗祖:法然上人(源空)
  • 承安五年(1175年)
  • ご本尊:阿彌陀佛
  • 稱名:南無阿弥陀仏
  • 教え:阿彌陀佛を信じてひたすら南無阿弥陀仏と稱えるだけでどんなに罪深い人でも必ず救われて明るい毎日を送り浄土に生まれることができる教えです。
  • お経:お釈迦様が説かれた無量寿経 観無量寿経 阿弥陀経の三部経をよりどころとします。

手水舎(ちょうずや)
手水舎

こちらが本尊である阿弥陀如来像。
鎌倉大仏として有名な国宝ですよ。
鎌倉大仏(阿弥陀如来像)

横顔。意外と知られていない後方のハッチ。
鎌倉の大仏を横から見たところ

さらに後ろから。いつ見てもシュール。
乗り込む場所でも、ミサイルが出て来る場所でもないんですが、毎回子供みたいな空想をしてしまいます。
大仏の後方ハッチ

ちなみに鎌倉の大仏は内部(胎内)に20円で入ることができます。
大仏の胎内入り口

胎内はわりと手作り感があって、公開しないほうがいいような気がしないでもない気はしますが、宗教観か、文化的価値観のどちらを重視するかの違いによるんでしょうね。
大仏内部

胎内の説明看板
大仏の説明

鎌倉大仏は、鎌倉時代の中ごろに造られました。今から750年も前のことです。胎内に入ると、驚くべき高度の技術を駆使した造像技法が分かります。像が大きいので、30回以上に分けて鋳造しているのですが、内壁の大きな格子模様は、そのために「鋳型」を多数並べ、重ねたことを示しています。そして、分けて鋳造した箇所を強固に鋳継ぐために、「鋳繰り」という他に見られない工夫を凝らした技法が使われています。「鋳繰り」は、大きく分けて3種類あります。(図参照)。
1960年(昭和35)文化財保存の見地から「昭和の大修理」が行われ、頭部を補強するために頸部に強化プラスチックERPが塗布され、自身に対する対策として、本体と台座の間にステンレス製の板が敷かれています。

高徳院の境内には平たい石が沢山並んでいます。
高徳院境内

これらの石は礎石という、昔の大仏殿の柱を支える基礎だったらしいです。
大仏殿は津波で流されたとの俗説がありますが、他の資料などと合わせると津波の可能性は低く、台風などで倒壊したという説が有力なよう。
石の台座

境内の奥には与謝野晶子の歌碑があります。
与謝野晶子の歌碑

かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな

意味はよくわかりません。(笑)

観月堂で祈るお婆ちゃん。

センスのかけらもない土産物屋も境内にあります。
土産物屋

高徳院と大仏の歴史

鎌倉の大仏と言えば、鎌倉でも最も有名な観光スポットの1つですが、そんな高徳院の開山、開基は不明だそうです。
初期は真言宗、のちに臨済宗になって建長寺の末寺(まつじ)となり、増上寺の祐天上人による再興以降は浄土宗に属し、光明寺の末寺となるなど、かなり紆余曲折あった模様。ちなみに高徳院という名前になったのは浄土宗になってからだそうです。

寺に歴史あり。
全然知らなかったです。

高徳院-wikipedia

鎌倉の大仏のサイズ

鎌倉の大仏のサイズは像高が約11.39m、台座を含めると13.35mだそうです。
同じ座像である奈良の東大寺の大仏や、千葉県の鋸山にある大仏と比較するとサイズとしては小ぶりなんですね。

とはいえ周囲の環境や、色味、表情なんかをトータルで観るとやっぱり鎌倉の大仏はなかなか渋いんじゃないでしょうか。

大仏 像高 全高
鎌倉の大仏 11.39m 13.35m
奈良の大仏 14.98m 18m
鋸山の大仏 31m(どこの高さか不明)

高徳院の拝観料

拝観料は大人200円。
胎内に入るには20円かかります。

アクセス

徒歩

鎌倉駅から高徳院までは徒歩20分ほどかかります。
鎌倉駅西口を出て、市役所通りをひたすら西へ進み、『長谷大谷戸』の交差点を左折すると大仏の脇の道に出られます。
海岸通りからも行けますが、こちらはお店や人通りが多いので、帰りに通るほうが良いかもしれません。

バス

高徳院は藤沢と鎌倉の間に位置しています。
バスで高徳院に行かれる場合は藤沢駅か鎌倉駅、大船駅から行くことが可能です。
どのバスに乗っても『大仏前』で下車してください。

鎌倉駅(東口)から

距離2.2km、運賃:200円

バス会社 行き先 系統 乗り場 時刻表
京急バス
時刻表
大船駅行き 船7、船8、船9 6番 船7船8船9
梶原行き 鎌2、鎌3 6番 鎌2鎌3
鎌倉山行き 鎌4 6番 鎌4
江ノ電バス
時刻表
藤沢駅・桔梗山方面行き 藤沢駅〜鎌倉駅(富士見ヶ丘経由)
鎌倉駅〜桔梗山
鎌倉駅〜湘南車庫
1番 時刻表

藤沢駅(南口)から

距離5.9km、運賃:280円

バス会社 行き先 系統 乗り場 時刻表
江ノ電バス 鎌倉駅行き 藤沢駅〜鎌倉駅 1番 時刻表

大船駅(東口)から

距離5.7km、運賃:240円

バス会社 行き先 系統 乗り場 時刻表
京急バス 鎌倉駅行き 船7、船8、船9 東口3、東口4 鎌7鎌8鎌9

電車(江ノ電)

江ノ電で行かれる場合の最寄り駅は『江ノ電長谷駅』となります。
長谷駅から高徳院までは駅を出て北上、徒歩7分程度です。
一本道なので迷いようがありませんが、道が細く、通りは常に混雑しています。

駐車場

参拝者のための専用駐車場はありませんが、高徳院の西側に民間の駐車場があります。ただし、大仏周辺の道路は片道一車線のバス通りのため、いつも混んでいますで、鎌倉観光の際は、なるべく電車やバスなどの公共交通機関で行かれることをオススメします。

まとめ

地元なので何度も行っている高徳院ですが、ブログに書くつもりで行ってみたら、歴史などについて思いの外調べることになり、なかなか面白かったです。

近くの大仏ハイキングコースから行ける大仏切通しや山の中にあるカフェ、樹ガーデンも近いので、大仏観光のついでに行ってみてはいかがでしょうか。

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