日蓮を救ったぼたもちに由来するお寺
鎌倉の大町にあり、ぼたもち寺と呼ばれる日蓮宗の小さなお寺、常栄寺に行ってきました。
所在地 | 神奈川県鎌倉市大町1-12-11 |
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山号 | 慧雲山 |
宗派 | 日蓮宗 |
本尊 | 三法祖師 |
開山 | 日詔 |
開基 | 日祐法尼 |
創建 | 慶長11年 (1606) |
観光案内板によると
幕府に捕らえられた日蓮が鎌倉の町を引き回され、龍ノ口の刑場(藤沢市・龍口寺)へ送られる途中、ここに住む老婆がぼたもちを差し上げたことが、ぼたもち寺の由来です。日蓮は処刑を奇跡によってまぬがれますが、この法難のあった九月十二日には老婆がつくったものと同じ胡麻をまぶしたぼたもちが振る舞われます。厄除けの「首つなげぼたもち」といわれ、終日にぎわいます。
こじんまりとした境内にはあふれるように草花が植えられています。
もともとこの地の山頂には源頼朝が作った桟敷(展望台)があり、後にその麓に住んでいた尼が桟敷の尼と呼ばれていた。桟敷の尼は日蓮聖人に帰依して、理縁尼といい、妙本寺に縁のある比企能本夫人は理縁尼の妹らしい、
こちらが山門
「常栄寺」という正式名称よりも「ぼたもち寺」という愛称のほうが大きい。
本堂
山門くぐって左手に鳥居があります。
草が茂りすぎていて奥が見えない。
提灯がぶら下がっていました。
ぼたもちって牡丹餅なんですね。
提灯の側面には日蓮宗でおなじみの日蓮宗橘の家紋があります。
常栄寺へのアクセスと拝観情報
住所 | 神奈川県鎌倉市大町1-12-11 |
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電話 | 0467-22-4570 |
拝観時間 | 9:00-17:00 |
拝観料 | なし |
駐車場 | なし |
場所はこちら。鎌倉駅からは徒歩8分の位置にあります。
まとめ
日蓮宗のお寺の多い大町エリアにおいて割と小ぶりなお寺ですが、由来が面白いからか御朱印求めて来る人も多いみたいです。
鎌倉駅からもそれほど遠くないので興味があれば行ってみてはどうでしょうか。
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