iPhone5のレンズにホコリが。内蔵バックカメラを交換したよ。

2014年6月27日
2016年1月16日
gappacker
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iPhone5のバックカメラ

ある日、Instagramを起動すると画面に黒い影

デジカメ持ち歩くのが面倒な時にはiPhoneのカメラは大活躍しますよね。
僕も写真をiPhoneで済ませてしまうことは多いのですが、ある日、Instagramを起動すると画面に黒いものが写り込んでます。

iPhone5のカメラ内のホコリ

(ま、まっくろくろすけ!?)

僕は1人でも一応ボケてみます。
シュートは普段から打ってないとダメだと信じているからですね。ちなみにツッコミはしません。

さて、外にゴミが付いてるのかと、レンズの外側を服の袖で拭いてみても、改善する気配はない。レンズの中身を掃除するってのは流石に自分じゃできないだろうなぁと、思いながらも密林さんをチェックします。

部品さえあれば、1人でできるもん。である。

過去にiPhone4のホームボタン交換、iPhone5のバッテリーパック交換を経験してるので、なんとなく作業量と手間は想像できる。

iPhone4のホームボタンを交換したときは、そこそこ大変だった。やってみればなんてことないレベルなのだが、細かいネジが多く、普段とは違う集中力も必要となる。結局、2時間くらいかかった。

バッテリーパックの交換の時はものすごく簡単で、時間を図ってなかったのだが、1時間はかかっていないはず。体感時間だと30〜45分くらいの間だろうか。

今回はカメラの交換である。
見た目の印象からも、iPhone4とiPhone5で大きく作業手順が変わっているとは考えにくい。
そうなると、作業手順的には、作業5段階目くらいの印象であるホームボタン交換と、作業2段階目の印象であるバッテリーパック交換の間である、作業3段階目くらいでバックカメラにはアクセス出来るというのが作業前の予測である。

あなたはiPhoneの中身をちゃんと見たことがあるか?

iPhoneは精密機械で細かいパーツが多数組み込まれている。
2回中身を確認して思ったのは、細かいパーツを無駄なく収納している構造。
これはiPhoneだけに限らずAndroidのスマホもそうなのかも知れないが、そこに美しさは感じる。

iPhone5の中身

どれだけジョブスの、そしてジョナサン・アイブの思想が組み込まれているのかはわからない。
しかし、Appleはコンピューターの裏側を初めてデザインした会社であり、表計算や文書入力などの機能だけではなく、画面の中の見栄えと、そして画面の外側に置いても空間との関係性、音楽の買い方など新しいライフスタイルまで提案し、世の中を変えた会社である。

当然、中身に気を使っていないとは思えない。

ここまで来たら少し開けたくなってこないだろうか?
アナタの可愛がってるiPhoneの中身である。

準備

前置きが長くなったけど、iPhone5のバックカメラの交換の前に準備の話をしよう。必要なものと、無くてもなんとかなるものがある。

交換するバックカメラ。

チーズ抜きのチーズバーガーがないように、これがなきゃ始まらない。
(※アメリカンジョークとはこういうものです。)

いくつかAmazonに出品されているが、僕が買ったのは購入時¥1,570のものだった。
サクラレビューをしてまで売りたいものだとは思えないので、レビューだけ確認しておけば痛い目にあうことはないと思います。

個別で揃えてもいいが、多分セットで買ってしまったほうが安い。
セットは大抵の場合、トルクスドライバー、プラス、マイナスドライバー、そしてコネクタを外す際に使用するプラスチック性の画鋲抜きみたいなやつ、ディスプレイを持ち上げる際に使う吸盤などが入っている。画鋲抜きみたいなやつと吸盤はなくてもなんとかなるが、あるにこしたことはない。

トルクスドライバー

上のセットのものは少し作りが安っぽいので、ちゃんとしたのが欲しい場合はこのあたりのトルクスドライバーがよさげ。当然セットがあるならば必要ない。

精密ドライバーセット

セットで買わない場合は、精密ドライバーセットも必要です。
100均で売ってるレベルのものでも問題ない。
ちゃんとしたのが欲しいならこのへんか。

ピンセット

細かいコネクタやネジをつまんだりするのにあると便利かも。

ネジ保管プレート

僕は買ってないけど、ネジをなくさないためにこんなのもあるみたい。

基本的には部品のバックカメラとトルクスドライバー、精密ドライバーのプラスとマイナスがあれば、作業自体はなんとかなります。

スペースの確保

iPhoneで使用されているネジはとても小さく落としたりしてしまうと見つけるのが困難です。
必ず片付いている明るい場所で作業しましょう。

ちなみに外したネジを入れておく小皿やトレーなどがあると便利です。
その際、外した順番に並べておくと組み立て時にわかりやすいです。

トレー等がない場合、ガムテームの糊面を上にして両端を折り返すようにして机に貼付けておき、規則性をもって、外したネジを端から順番に貼付けていくとよいでしょう。
ネジをなくすこともないし、微妙に長さの違う小さなネジのどっちがどっちの穴だったか確認する手間も省けます。

作業開始

ここで作業開始となるのだけれど、自分のスタイルで交換手順を紹介しようと思わないくらい、完璧な説明があったので、そちらを紹介します。

分解工房・iPhone5/バックカメラ交換修理方法

というわけで作業手順は一切紹介せず、作業中の注意点とアフター紹介だけにします。

注意点
1. ディスプレイは最初は結構固くて外れにくい。
吸盤を軽く濡らしておくと吸盤が横にズレるけど、剥がれにくくなります。
片手でiPhoneの枠を持ちつつ、吸盤をホームボタンに被らない位置をスライドさせながら常に張力を与えて続けると少しづつ浮いてきます。

2. ディスプレイ部分が浮いても、まだコネクタは繋がっています。
iPhoneの上ツラを合わせたまま軸にするように、そのまま下側から慎重に持ち上げましょう。

3.バッテリーは結構しっかり糊がついていて最初剥がれにくいかもしれません。
テープを引っ張っても剥がれない場合は隙間にマイナスドライバーを入れて優しくてこの原理で力を加えて上げると外れやすくなります。

4.ロジックボードをはずす時にアンテナ端子をはずしにくいかもしれません。裏側を覗きながらはずす感じで慎重に作業してください。

あとはリンク先を見れば困る事は無いと思います。

最後にやってみて

これくらいの作業ならやってみればなんとか出来るものです。
いつも混んでいるジーニアスバーに行かずに自分でやっちゃいませんか?
そういう人が多くなって、いろんなものを直して使っちゃうような国のほうがなんかワクワクしません?

ということでアフター。

after
アフター

言うまでもないことですが、自己責任でね。^^

iPhone5をお使いならこちらの記事も参考にどうぞ。
iPhone5のバッテリー消費が激しいのでバッテリーを新品に交換したよ。
iPhone5のガラス割れ、自分でフロントパネルを交換修理したよ




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