[書評] 本気で薦めたい!2014年に読んだ面白かった本7冊。

2014年12月28日
2015年12月5日
gappacker
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年に読んだ面白かった本

本気で薦めたい本だけ紹介

年末ということで振り返り系の記事が流行ってますが、僕も今年読んだ本のうち面白かったものを上げてみます。7冊なのはそれしか薦めたいと思える本がなかったからです。

なお、僕が今年読んだというだけで、必ずしも今年出版された本というわけではないことだけご理解下さい。

ではいってみましょう。

知的好奇心を満たしたい人に

僕は無知ですが同時に好奇心が旺盛なので、自分のまだ知らない面白そうな物事が沢山あるんだと再認識させてくれるという意味でとてもワクワクします。

[書評] 難しいけど、面白すぎて脳がよじれる『理性の限界』

あなたの知らない東京

東京ってなんとなくわかった気になってるけど知らない場所がいっぱいあるんだなーと思わせてくれるルポタージュ。基本アンダーグラウンドというか、アンタッチャブルな場所ばかりです。

[書評] 東京からはじめるディスカバリージャパン『東京番外地』

本当の豊かさってなんだろう?

今や有名人の坂口恭平さんがゼロセンターを立ち上げる前に行っていたフィールドワーク。
ホームレスの「家」を巡り、生活のあり方や、豊かさなどの価値観を見直すきっかけとなる一冊。坂口さんのイラストや、偽らない等身大の文章も素敵です。

[書評] 踏み外しかねないが、大事なものに気付くかもしれない『TOKYO 0円ハウス 0円生活』

来年こそは。のあなたに。

グズな僕がこの本を読んだあと、いろいろと実行に移せました。
心理学からアプローチによるものなので精神論が苦手な人にもお勧めです。
最近またダラダラしてしまってるので、近々もう一度読み直そうかと思います。

[書評] 心理学の観点からの自己変革本『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』

タブーの裏側に目をむける

本書で扱う路地とはいわゆる「部落」のことなのですが、部落出身者の著者が様々な地方を訪れながら、その背景や歴史に迫って行くルポです。
タブーとされ、教わる事のない差別などの負の歴史がわかりやすく書かれています。
歴史的な資料としての価値も高い1冊。
[書評] タブー視され封印されつつある日本の側面を知る『日本の路地を旅する』

日本の知の最先端

東京大学にある東大EMPの教授陣に対するインタビューをまとめたもので、日本の知の最先端の話が盛り沢山です。なんだかんだでやっぱり研究機関としての東大はすごいんだなぁと思わされる内容です。
知的興奮が止まらない。日本が誇る知の最先端『デザインする思考力』

深い考察に基づいたWeb社会論の良書

この本に関しては、書評記事を書いていません。
nanapiのけんすうさんが以前、ブログで紹介していたので読んでみました。
2008年に出された本で一部情報が古くなってしまっている部分もあるのですが、日本におけるWebサービスやWebコミュニティの構造について深く分析し書かれている本で、時間を経った今でもその深い考察に驚かされます。Webやインターネットに関わる仕事をしている人は読んで損しないはず。

最後に

以上が2014年に読んだ中で面白いと思った本7冊でした。
今年は書評100冊突破したものの、後半は遊びすぎて読書の時間が減り、かなり本を読むペースが落ちました。来年はもう少しコンスタントに本を読みたいですね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでgappackerをフォローしよう!

 この記事のタイトルとURLをコピーする