境内を埋め尽くすあじさいは圧巻
鎌倉山ノ内にある「あじさい寺」としても有名な花のお寺、明月院に行ってきました。
場所はこちら。
| 所在地 | 神奈川県鎌倉市山ノ内189 |
|---|---|
| 山号 | 福源山 |
| 宗派 | 臨済宗建長寺派 |
| 本尊 | 聖観世音菩薩 |
| 開山 | 密室守厳 |
| 開基 | 上杉憲方 |
| 創建 | 応永元年(1394)以前 |
鎌倉三十三観音霊場の第30番札所です。
案内板によると
平安後期、この地の武将山内俊道の供養の為に、嫡子経俊が創建した明月院が始まりです。約百年後に、北条時頼建立の最明寺を、時宗が開山に蘭渓道隆を迎え、禅興寺として再興。更に約百年後、室町には関東管領上杉憲方が庵を院に改め、禅興寺の塔頭に併せ支院の首位に置き、寺容を整えました。
方丈には本尊聖観世音菩薩、開山堂に歴代祖師、左のやぐらは上杉憲方の墓、総門近くの禅興寺旧跡に時頼の墓等が祀られています。又、鎌倉十井の一つ「瓶の井」があり、今も使用されています。丸窓の先に広がる往時を偲ばせる庭、巡る季節に六月の姫あじさい、秋の紅葉、春は枝垂れ桜。その時々に「花の寺」の表情を見せてくれます
名月院へと続く道の橋に社号標があります。

明月院入り口

両側をあじさいが埋め尽くす表参道。
シーズンには多くの観光客が訪れます。

中門

綺麗に手入れされた植栽

お地蔵様が出迎えてくれてからの

本堂

枯山水庭園。
あじさいシーズン突入直前ということもあってか、職人さんが丁寧に手入れしてました。

丸窓の先に見える庭園は期間限定公開(500円)になっています。

本堂横にある宝物庫

開山堂

切り立った岩壁にはやぐらがあります。

こちらは鎌倉十井の瓶の井(つるべのい)。今でも使われているそうです。

宝物庫の前の絵馬には紫陽花(あじさい)が描かれています。

本堂を別角度から

オシャレな花想い地蔵

子地蔵

リスがいました。
鎌倉には結構リスや狸がいて、近所でも頻繁に見かけます。

おうちもある。飼っているのか?
鎌倉にいるリスは外来種のタイワンリスのため、餌を与えないようにって注意喚起してたような気もしますがどうなんでしょうか。。

どうぶつ触れ合いコーナー的なのもありました。
3年ぶりくらいに来たけど、こんなの昔からあったかなぁ。

5月末時点で、あじさいはまだ4分咲きといったところでした。

木製の階段橋があるのですが、その上からの景色。

時頼廟

時頼公墓所

境内には色とりどりの植物が植えられた場所もあります。
赤いバラ

黄色いバラ

桂橋という木製の階段橋。

境内の外れには竹林もあります。

名月院の観光情報とアクセス
| 拝観料 | 300円 6月と11月の期間限定公開庭園は別途500円 |
|---|---|
| 拝観時間 | 9:00-16:30 11月-3月 9:30-16:00 6月のみ 8:00-17:00 |
| 専用駐車場 | なし |
明月院へのアクセス
JR横須賀線『北鎌倉駅』下車。徒歩10分程度。
駐車場
お寺の駐車場はありませんが、21号線の踏切の近くにいくつかコインパーキングがあります。21号線は、鎌倉で最も渋滞する通りの一つなので、大船や逗子、藤沢などに車を停め、電車で来ることをオススメします。
2017年のあじさい開花状況
5/29の訪問でしたが、あじさいは4分咲き程度でした。
6月の2周目が最も見頃で6/10,6/11,6/17,6/18の週末辺りが一番混みそうな気がします。
紫陽花の時期は写真を撮る人で混雑するので、朝早くに行くのがオススメです。
まとめ
明月院も3年ぶりくらいに行った気がしますが、植物楽しむのには良いお寺ですね。
今年はあじさいが咲いたら、もう一度行こうと思います。
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