覚園寺|黒地蔵など国重要文化財の多い奥地に佇むお寺

2017年12月19日 gappacker
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鎌倉二階堂にある奥まったお寺

鎌倉の中心部から北東の位置、鎌倉市二階堂にある真言宗のお寺、覚園寺に行ってきました。北条義時が建立した大蔵薬師堂が前身といわれるお寺です。

所在地 鎌倉市二階堂421
山号 鷲峰山
院号 真言院
宗派 真言宗泉涌寺派
本尊 薬師三尊
開山 智海心慧(ちかいしんえ)
開基 北条貞時
創建 建保6年(1218)

場所はこちら

山門
覚園寺山門

観光案内板
覚園寺の観光案内板

観光案内板によると

健保六年(1218)、二代執権・北条義時が、犬神将のお告げにより建てた薬師堂が前身です。その後九代執権・北条貞時が、元寇が再び起こらぬことを願い、戒律を中心とした四宗(真言・天台・禅・浄土)兼学道場に改めました。
本堂の薬師三尊像と十二神将は鎌倉屈指の尊像です。奥深い境内は静寂としていて、古都鎌倉の面影をよく残しています。
地蔵堂の黒地蔵尊の縁日(八月十日)には、多くの参拝者が訪れます。

境内
覚園寺の境内

愛染堂。
藍染明王は欲望、煩悩を受け止め、よりよく生きる力にかえてくれるらしい。
欲望と煩悩にまみれた現代人は行ったほうがいいですね。
覚園寺の本堂

梵鐘
梵鐘

香炉
香炉

苔の上に紅葉が落ちていました。
落ち葉と苔

境内奥は拝観時間が限られてるようです。
ここから先は写真撮影禁止らしい。
拝観ご案内

山門の脇にある塔。

灯籠
灯籠

覚園寺へのアクセスと拝観情報

鎌倉宮へ向かう時と同様、鎌倉駅から京急バス(鎌20・4番)、大塔宮行きに乗り、『大塔宮』で下車、600m程北上した場所にあります。
鎌倉駅から歩く場合は徒歩30分ほどかかります。

住所 鎌倉市二階堂421
電話 0467-22-1195
入山料 大人:500円
小中学生:200円
拝観時間 【平日】10時・11時・13時・14時・15時
【土日祝】10時・11時・13時・14時・15時
駐車場 あり

まとめ

ハイキングコースの紅葉を見に行きたかったため、境内奥の拝観時間を待ってる余裕がなかったのですが、そちらがメインのようなので次回訪問時は奥までしっかり見たいと思います。地蔵堂にある木造の地蔵菩薩立像(国重要文化財)は地獄の亡者を救うために火を焚いて煤で体が黒くなっていることから、黒地蔵と呼ばれているのだそう。8月10日の黒地蔵縁日も気になるので、来年はなんとか訪れたい。

覚園寺の手前には天園ハイキングコースへの登山口がありますので拝観後に鎌倉アルプスをハイキングするのも良いかもですね。

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