Fuji Mock Fes 鎌倉セッションに参加してきた。

2013年2月10日
2015年12月2日
gappacker
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ずいぶん時間があいてしまいましたが、先日フジモックフェスという富士山麓で切り出した間伐材からモノづくりをするワークショップに参加してきました。

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このワークショップはFablab KamakuraとNPO法人のホールアースなどが共同で主宰し、林野庁の支援を受けて行われたもので、富士山麓にある田貫湖近くの森の中で檜の間伐を行い、切り出した材の加工をFablab Kamakuraのある鎌倉で行うとても面白い試みです。

間伐しにいった時の話はこちからどうぞ。

鎌倉で行われる加工セッションは全部で4つのコースになっています。
・時を刻むッション
・食を彩るセッション
・チャレンジ
・プロフェッショナル
僕は『時を刻むセッション』に初日は参加者として、二日目はスタッフとしてワークショップに参加しました。
会場は鎌倉にあるセンスの良い隠れ家的なカフェ、テールベルトさんです。
こちらにレーザーカッターと、富士山麓から切り出してきたヒノキの丸太が持ち込まれ、ワークショップが行われました。

ワークショップの開始は10:00
当日のスケジュールはこんな感じでした。
Fuji Mock Fes Time Table

まずは簡単な挨拶の後に三つのグループに別けて丸太を切り出す作業です。
両引きノコを使い、二人一組で丸太を切り出していきます。
ムーブメントという時計の芯を通すため、厚みは18mm以内に抑えないといけません。

ガイドを使って鉛筆で基準線を引き、息をあわせながら材を切断していきます。
Fuji Mock Fes 材の切り出し

材を動かないように参加者が材にまたがって話しながら作業をしていると徐々に打ち解けていきます。
両引きノコでの木材切断作業は普段使わない筋肉を使うため、すぐに二の腕に乳酸がたまっていきます。

切り出した材は各自ヤスリがけを行い表面を奇麗に整えていきます。
レーザー加工を行う前に紙の上で切り出した木のかたちをトレースし、文字盤のデザインをどのようにするかで参加者のみなさんが真剣な顔つきで考えていました。
Fuji Mock Fes 材の形をトレース

写真を持ってきた人もいれば、イラストをその場で書いたり、葉っぱなどを自由に配置してスキャンしたり、あらかじめ用意してあった数字を配置するなどして文字盤のデザインをしていました。

途中でテールベルトさんのおいしいお昼ごはんをいただきます。
Fuji Mock Fes お昼ごはん

文字盤のデザインが固まった人から順にレーザーカッターの加工に移ります。
Fuji Mock Fes レーザーカッター

自らが切り出しヤスリがけをした材にレーザーによりデザインが浮かび上がるとともに皆さん歓喜していたのがとても印象的で、ものづくりワークショップの面白さを感じた瞬間でした。

最後にみんなの作品を並べたところです。
Fuji Mock Fes 参加作品一覧

レーザーカッターや3Dプリンターなど、ものづくりがどんどん身近なものになってきてるので、裾野が広がっていけば面白くなっていきそうですね。
そんな文化を後押ししているFabalab Kamakuraを今後もお手伝いができればと思っています。

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