補陀落寺|源頼朝の祈願所として建立された『竜巻寺』と呼ばれたお寺

2017年6月17日
2017年6月23日
gappacker
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材木座の小さなお寺

材木座にある小さなお寺、補陀落寺に行ってきました。
「ふだらくじ」と読みます。

場所はこちら

所在地 神奈川県鎌倉市材木座6-7-31
山号 南向山
宗派 真言宗大覚寺派
本尊 十一面観音菩薩
開山 文覚上人
開基 源頼朝
創建 養和元年(1181)

鎌倉三十三観音霊場第17番

お寺の外観
補陀落寺

本堂
補陀落寺本堂

補陀落寺へのアクセスと拝観情報

住所 神奈川県鎌倉市材木座6-7-31
電話 0467-22-8559
拝観時間
拝観料 なし
駐車場 なし

鎌倉駅から京急バス(鎌40)逗子駅行『材木座』バス停下車

まとめ

裏通りの小さな通り沿いにあり、意識しないと普通の民家だと思って通り過ぎてしまいそうなお寺です。
名前が独特なので前から気になっていたものの訪問したのは初めてでした。

「補陀落」とはサンスクリット語の音に漢字を当てたもので、観音菩薩が住む山の名だそう。

補陀落寺は別名「竜巻寺」とも呼ばれ、竜巻や火災に何度もあっていることから寺歴などが残ってなく、同じく材木座にある来迎寺も火災によって縁起がわからないと言ってたのとも一致します。
しかし竜巻ってそんなに聞かないのですが、昔は今よりも頻繁に起きてたのでしょうか。
地形などはそんなに変わってるとは思えないので、ちょっと不思議です。

開山と伝えられる文覚上人はもともと武士だったが、誤って人を殺してしまい、その罪を償うために出家して熊野の山中で修行を積んだのだそう。

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