鎌倉北東部にある花の寺
鎌倉北東部の二階堂にある臨済宗円覚寺派のお寺、瑞泉寺に行ってきました。
特に紅葉の時期には色とりどりの木々や花々で境内が彩られる自然豊かなお寺です。
所在地 | 神奈川県鎌倉市二階堂710 |
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山号 | 錦屏山 (きんぺいざん) |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
本尊 | 釈迦如来 |
開山 | 夢窓国師 (夢窓疎石) |
開基 | 二階堂道蘊、足利基氏 (中興) |
創建 | 嘉暦2年 (1327) |
鎌倉三十三観音霊場 第六番札所
鎌倉二十四地蔵尊霊場 第七番札所
東国花の寺百ヶ寺 鎌倉4番
観光案内板によると
鎌倉公方(鎌倉府の長)の菩提寺として、鎌倉五山に次ぐ、関東十刹に列せられた格式ある寺院です。
山号の錦屏山は、寺を囲む山々の紅葉が錦の屏風のように美しいことから付けられたといわれています。また境内は、四季を通して様々な花を楽しむことが出来ます。
開山の夢窓国師は、後醍醐天皇や足利尊氏も深く帰依し、鎌倉〜南北朝期に禅宗で重きをなした僧です。作庭にも才を発揮し、昭和四十五年に発掘、復元された仏殿背後の庭園は国師の作として、国の名勝に指定されています。
外門のかなり手前にある社号標
しばらく進むと山門があります。
拝観料を支払い境内の中に入ると石畳があります。
夢窓国師古道場という石碑がありました。
階段を登って高台にある境内に進みます。
文學碑の案内板があります。
苔の生えた階段。
山門の手前にある松蔭吉田先生留跡碑。
下田で密航を企てる前に瑞泉寺の住職であった伯父の竹院和尚を訪れたらしい。
こちらが山門
瑞泉寺の境内は国指定史跡、瑞泉寺庭園も国指定名勝となっています。
境内には様々な植物が植えられていて、紅葉の季節は特に見ものです。
扉には足利家の家紋としても使われている『五七桐』の紋様がありました。
鎌倉二十四地蔵尊霊場の第7番札所として『どこもく地蔵尊』が
国指定名勝の庭園
わりと地味です。
鐘楼
妙にリラックスしたハンサムさん
瑞泉寺のアクセスと拝観情報
鎌倉駅の北東部に辺り、鎌倉駅から歩くと約40分ほどかかります。
バスで行く場合は『大塔宮行』に乗って終点の大塔宮で下車、そこから徒歩15分ほどになります。
場所はこちら。
住所 | 神奈川県鎌倉市二階堂710 |
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電話 | 0467-22-1191 |
拝観時間 | 9:00-17:00(通年) 入門は16:30まで |
拝観料 | 大人200円 小中学生100円 障害者無料 |
駐車場 | 約10台 |
まとめ
紅葉の時期には定番スポットとして必ず名前のあがる瑞泉寺。
アクセスはあまり良くないですが、紅葉の時期の週末は結構混雑します。
外門の近くには北鎌倉の建長寺まで5km以上ある天園ハイキングコースへの入り口があります。木陰が多く自然を感じられるハイキングコースなので合わせて訪れてみるのもいいんじゃないでしょうか。
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