今年もデザイナーズウィークに行ってきた
外苑前で開催中の東京デザイナーズウィークに行ってきました。
今年は11/4(月)までの開催です。
先週、ちょうど渋谷にいたので、ナイトチケット(18:00の入場で1500円)で行ってきました。
いつもは週末に行くことが多いのですが、この日は平日の夜ということもあってストレス無く見て回れます。
今年からフェスっぽくなると聞いていて、学園祭ノリのデザインフェスタに近くなるのかもと危惧しながらも徘徊開始。
Docomoブース
まずはメイン会場で入ってすぐのDocomoのブースに入ってみました。
あまり並ぶのが得意ではないので、普段なら混んでいて入らなさそうなところです。
指先を感知して透明のスクリーンに表示された物体を操作する近未来感満載のものでしたが、操作性などイマイチ完成度が低く楽しめませんでした。
大きなブースで小さな感動っていうのが、今のdocomoを現しているかのような印象です。
もう少し頑張って欲しいところです。
iPhoneで簡単決済のcoiney
iPhoneでクレジットカードの決済のできるCoineyもブースを出していました。
初めて実物を見ましたが、フリーマーケット的な場所でも大活躍しそうです。
Coiney
Coineyはニーズもあるし化けるでしょうね。
そういえば去年に比べると今年はスタートアップ系があまり出展していませんでした。
ハイクオリティな映像の撮れる動画カメラ
こちらはBlackMagicDesignという会社の動画用カメラ。
なんでも映画のようなクオリティの動画が20万円強のカメラで取れるらしいです。
映像関係の方は知っているのかもしれませんが、この辺りもかなり低価格化が進んでるんですね。学生でもバイトして買える値段でハイクオリティな映像作品がつくれて、ネットで公開なんてことも可能なわけです。
なんて夢のある時代なんでしょうか。
Maker’s Base
次に気になったのが目黒にあるテックショップ「Maker’s Base」のブースです。
模型があったのですが見てビックリ。
存在は知っていたものの、ここまでの規模だとは思っていませんでした。
営利企業の施設とはいえ、ものづくりの環境としてFab関連の施設では最大級のものなのではないでしょうか。Fablabのように世界的なネットワークはないにしろ、設備だけ利用したい人には、こういう選択肢も増えてきそうです。規模が大きいだけに、収支面で継続的に成り立つのか、施設利用者の技術や制作意欲が設備に追いつけるのかが気になるところです。
資本を投下すれば設備面を充実させることは可能なので、最終的にこのメイカーズムーブメントを支えるのは人だと個人的には思っているのですが、Maker’s Baseは設備面で一歩踏み込んでる感じがしました。
まだ訪問していないのでどんな人達が何を制作しているのかはわかりませんが、場をつくる人が増えて来たり、コラボレーションが生まれたりすれば、面白いスペースになりそうですね。近日中に一度行ってみたいと思います。
照明型ポット
こちらはカナダから来たデザイナーによる照明型ポット。
オフィスに癒しと彩りを与えてくれそうな照明です。
現代版の防災頭巾
防災頭巾の現代版とも言える「mamoris」。
アニメーション「アキラ」の世界を彷彿とさせる電動バイク『Zecoo』でおなじみのツナグデザインの根津さんのデザインでした。
毎年出展している人と長話してしまい、後半は駆け足で回ったため、写真が少なめです。
今年のデザイナーズウィークの印象
今年はfesと名前が入ったり、テントが多数に分割されていたりと、少し細々とした見せ方になった気がします。
Fablabが去年はコンテナで出展していましたが、今年は3DプリンターのメーカーやMaker’s Baseなどデジタルファブリーケーションに関連したものが増えつつあり、その一方でアーティストやCremaなどのハンドメイドマーケットなどもあって個人の出展者が増えてる印象も持ちました。ひょっとしたらメイカーズムーブメントの影響がこういうところにも出始めていて、来年はもっと小さなメイカーズが増えているのかも知れません。
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