Maker Fair Tokyo 2013に行ってきた

2013年11月6日
2017年5月16日
gappacker
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DIYの展示会、Maker Fair

最近ブログを書くペースがめっきり遅くなっていますが、先日行ってきたMaker Fair2013の記事です。

Maker Fairはプログラミング書籍などではお馴染みで、MAKEマガジンというDIY誌も出版しているO’REILLY社が主催の地上最大の(DIYの)展示発表会です。

会場はお台場にある日本科学未来館。
いろいろな雑誌で3Dプリンターなどが取り上げられていたり、電子工作などが盛り上がってることもあってか、予想通りの混雑具合でした。

人をかき分けながら展示ブースを見て回る感じでしたので、全部は見れていないのですが抜粋して紹介します。

初めて見たAFINIAの3Dプリンター
レプリケイターやCUBEなどに比べ、色気がないところが逆に萌えますw
AFINIAの3Dプリンター

こちらが出力したもの
話は聞いてませんが、野球のボールより少し大きいサイズだったので恐らく1時間以上はかかっているのではないでしょうか。
AFINIAの3Dプリンターで出力したもの

電子楽器系の工作も多数ありました。
わりと飛び道具的な発想のものが多く、尖ったものが多かったです。
結構、遊ばせてもらいました。
電子楽器

買いませんでしたが、ちょっと欲しいと思ったのがこのボリュームつまみのマグネット。
自作もわりと簡単に出来そうです。
ボリュームつまみマグネット

こちらはブロックを差し込んでいくと規則に応じて音のパターンが組み上がるというもの。規則性がよくわからなかったけど、レゴのようにブロックを挿すと変わった音のパターンが出てくるのは不思議な感覚でした。こういうおもちゃで育ったら、どういう感性が育まれるんでしょうか。
ドミノブロック的なもの

こちらはプロダクト的にちょっと可愛いとおもった時計です。
お値段はなかなか高かったです。
時計

スタバのカップをスピーカーにできるキット。
飽きたらペイントした柄を変えたりできますね。
音は思ったよりも悪くなかったです。
スタバのカップのスピーカー

こちらは3Dプリンターで出力された建築模型。
あと数年もしたら建築模型バイトはなくなるんでしょうか?
3Dプリンターで出力された建築模型

オライリーのブースでは大量の本が販売されていて、全品15%引き。
さらに購入額によっていろいろ貰えるので買おうかどうか迷ってた本を2冊購入しました。

購入したのは下記の2冊。
あまりMakeとは関係ありませんが、掘り下げるべきだと思っている部分の本ですね。

で5,000円以上の購入だったのでいただいたTシャツ。
Make Tシャツ

MakeのUSBハブとメモ帳。
makeのUSBハブとメモ帳

Maker Fair 2013のまとめ

盛り沢山すぎて全てを伝えることは出来ませんがとても面白かったです。
アキバスタイルのオタクの人達がものすごく熱く電子基板について語ってたりするのもなんか良いですよね。

写真には写っていませんが、最近とても気になっているユカイ工学のkonashiというiOSでハードウェアを制御するためのフィジカル・コンピューティングツールキットがあるのですが、JSかObejective-Cで制御するんですよね。
電子系のものはJSで制御するものが多いようで、某氏に1年前くらいに今ならJavaScriptやればいいのに。って言われた理由が最近よく分かる気がします。

ここのところ3Dプリンターが盛り上がっていますが、技術が普及する過程でおきる、過度な期待があって、それに対する失望がおき、そして正当な評価が生まれる。というかってJSが通った道をなぞっている感じがするんですよね。

ただ、依然よりもそのスパンは早くなっているので、5年後くらいには技術レベルも進み、誤解や幻想などもなくなって、正当な評価が生まれた成熟した面白い市場になってそうな気がします。

個人で形状を容易に生成できて、それを制御できる安価な基盤と技術があれば、それこそMITのFabプログラム「How to Make (Almost) Anything」であるように、ほとんど何でも作れるってのが現実的になりますよね。

いやぁ、ホントに面白い時代来たなと思うとともに、いろいろと勉強することあると再認識するイベントでした。このイベントは時代の定点観測として来年以降も継続して行きたいと思います。

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