TOKYO DESIGNERS WEEK 2011に行って来た。

今年もデザイナーズウィークに行ってきました。
このイベントは企業や学校なども出展していますが
個人的に一番楽しみにしているのが作り手やデザイナーと直接話せることろにあります。
今年は時間が足りない程、多くのデザイナー話すことができ、大変面白かったです。

稀によくこんな場所に出て来たなぁと思わせるものもありますが。。(^^;
全てを紹介するのは無理なので気にいったもののみを紹介します。
各社のリンクは最下部にまとめてありますので興味がある方は各社ページよりどうぞ。

スピーカー by DEN造形工場

まずは東京足立区のDEN造形工場さんによるアンプ内蔵スピーカー。
質感や色みなど単純に奇麗でした。
アンプ内蔵なのでiPodなどを繋げるだけで楽しめ、音も良かったです。
見た瞬間、フランスのフィルミニにあるコルビュジェの建築「青少年と文化の家」内にある真ん丸のスピーカーを思い出しましたが、こちらのほうが和の空間にも違和感なく馴染みそうですね。ただお値段がやや高め、僕には手が出せません。。

ちなみに繭のようなかたちもあります。
３枚目のようにペイントするとまた随分とイメージが変わりますよね。
中国とかベトナムっぽい空間においても違和感がなく存在感発揮しそうです。
３枚目、写真ブレててすいません。(汗）
スピーカー以外でもなんでも作れるとのことなので建築インテリア系のデザイナーの方や
こんなものが作りたいんだけどって相談もできそうですね。

KAGUA by indevor

こちらは埼玉県春日部市にある有限会社インデバーさんの照明です。
１本の竹を割き円形アクリル板の等間隔に開いた穴にささっています。
柔らかい光が奇麗で、和風モダンなレストランの照明などによさそうですね。
カタログもきれいでした。
受注生産のようですが、品質のいい竹を確保するのも難しそうですね。
価格が高めなのはブランディングにおける要素もあるでしょうが
材料費よりも制作にかかる手間にあるような気がします。
そうなってくると人件費の安い国での模倣品を勝手に心配してしまうわけですが。。。

SNAP! by bitplay

ただのトイカメラかと思いきや、iPhone4用のケースなんですね、これ。
実際に使ってみると使用感が普通のコンパクトカメラに近い。
iPhoneの画質も上がって来てるし、ソーシャルアプリとの連携やデータ転送とかの手間を考えるとこのケース持っていれば安いコンパクトカメラはいらなくなる気がしますね。
ちなみに標準のカメラアプリだけでなく、Instagramでも使用できます。
このbitplayという会社は前回もBANG!というふざけた照明の玩具を出していて気になっていた会社です。

ちなみに分解するとこんな感じ。
「フィルムキャップはギミックかい？」と聞いたら、「いや、これで固定してるんだよ」との答え。なるほどね。
ちなみに途中で二人が小声で耳打ちしてたので。「大丈夫、俺はスパイじゃないよ(笑)」と言ったら「違うよ、メディアの人かと思ってさ(笑)」と言われ、奥からDVDを出してプレゼントしてくれました。

Mobile Tail by Studio O_O Factory Inc.

こちらは韓国から。
なんてことないモバイル用スタンドなんですが先っぽをイヤホンジャックに刺すというオプション的な要素が気にいったのと300円なので思わず買っちゃいました。
ちなみに今、使用しているメッシュ性のケースじゃ使えません。(笑)

ビジネスとしてプロダクトをやるときは面白さと同時に採算性がシビアに求められます。
ウェブサービスなどに比べプロダクトは(材料費、流通コスト、保管コスト)がかかります。
こういう原材料が安く、小さく大量生産しやすいプロダクトはそういう意味ではビジネス的に最適ですよね。

パッケージもちゃんとしてますよね。
ちなみに後になって気づいたのですがこのプロダクト、パッケージにreddot design award best of the best 2010って書いてありました。
正直、そこまでだとは思わないんですけどね。

ちなみにamazonでも売ってました。
モバイルテール (ブラック)

Zillion

日本の着物など古い生地を再利用してカメラストラップやベルトなど色んなものを作っているブランド「ジリオン」。
行く度に何かと買っているのですがイケメン社長？のデイビッドとはなぜか共通の話題が多かったため、初めて会った時から１時間以上話してしまい、それから毎年行く度に小一時間話してしまいます。
果たして俺の名前を覚えているのかは微妙ですが。。
ここのカメラストラップは本当にオススメです。
個人的にブランド名を全面に出しているモノが嫌いなのですが、カメラストラップに「Nikon」とか「Cnanon」とかとてもダサいって思うんですよね。
その点ジリオンではいろんな模様のものがあるので俺も3つ持ってます。

今年も新しい柄のストラップ買おうとしたら、デイビッドに買い過ぎだと止められました。(笑)
で、スカーフなんぞ買ってみました。
なかなかいい感じです。

ZECOO by ZNUG DESIGN

「AKIRAの時代来た！」と直感的に思いましたね。
これ走るんですよ。既存のバイクに外装だけ変えただけでもなく、モックアップでもありません。
しかも、なんと中免で乗れるという。(笑)
電気バイクなので何CCとかそういう基準じゃないんですね。
モーターとバッテリーによるみたいで出力計算になるらしいです。
大部分のパーツがワンオフだろうと思ったらやっぱりそうらしいですね。
これ止まった状態からアクセル戻すとバックも出来るらしいです。
ヤバいですよね。こういうの作っちゃおうという気概がステキです。

他にも紹介したいものはあったのだけど、いい写真がなかったりしたのでこれくらいにしておきます。以下、こちらのページで紹介したプロダクトのリンクです。