ブロガーは決して暇ではない。
毎日ブログを書いていると、暇だと思われることがある。
もちろんブログに関連して本を読んだり、映画を観てることもそう思われる理由の一つだろう。寿命を別とすれば、現在進行形の時間は等しく平等であるにも関わらず、人の時間の価値を低く見積もろうとする人がいるのは全くもって失礼な話であると思う。
毎日1記事でも内容のあるブログを書き続けてみればわかると思うのだが、ブロガーは日々の生活の中でブログの優先順位を高め、他の事に費やす時間を犠牲にすることで時間を確保している。別にそのこと自体が素晴らしいというわけではなく、時間は有限なので、僕も記事を書く上で、それなりに工夫はしている。
今回は僕が書いている記事のジャンル毎に書き方について書いてみようと思う。
僕自身、これで完成しているとは全然思っていないし、あくまで現時点のものである。
ジャンル別、記事の書き方。
書評記事の場合
書評記事はある程度書いていると、なんとなくベースなるフォーマットが出来てくる。僕の場合は、読み終わった時点で自然と書きたいことが出てくる場合は書きたいように書き始め、そうでない場合はフォーマットを埋めるように書いている。
書評のフォーマットはおおまかに、以下のような構成となっている。
- 本の写真
- 導入部分
- 本の概要
- 自分の感想
- Amazonリンク
本の写真
本のカバー写真は必ず撮るようにしている。
以前はamazonに出ている写真のサイズだけ整えて使用していたのだが、自分のサーバーに画像を保存して表示させている時点で、権利的にグレーゾーンとのことなので、今はかならず自分で写真を撮っている。そして以前上げたものに関しても、差し替えられるものから順次差し替えている。(かなりメンドクサイ。)
導入部分
導入部分に関しては、その本を読むきっかけや動機であったり、その本に繋がるようなストーリーなどを書く。ここがつまらないとそれ以上、書評記事を読んでもらえないと思うので、ここで訪問者のハートを掴めたらいいとは思っている。
本の概要
本の概要では著者の情報や、本の構成、ジャンル、主張していることなどを簡単になぞる。
感想はかなり主観的に書くが、こちらは最大限主観を入れずに書くようにしている。
自分の感想
最も重要なところ。ここがないとただの読みました報告になってしまい、書評じゃなくなってしまう。この辺は、以前書いた書評ブログ記事100本突破。書評についてじっくり考えてみる。でも書いているのでそちらを読んでほしい。
自分の感想を書く時には、本を読んでいる時点で気になって角を折ってあった部分や、iPhoneにメモしておいた内容を読み返すことも多い。そのため、場合によっては、かなり時間がかかってしまうこともある。
Amazonリンク
実のところ本が売れても数十円しか入らないが、それよりもお薦めした本が売れるかどうかのほうを重要視している。先日読んだ本[書評] タブー視され封印されつつある日本の側面を知る『日本の路地を旅する』は本当に興味深い本だった。こういう本が1冊も売れていないのが悲しいのだが、これでまだまだ自分の力が不足しているのだと実感できるのである。
映画の記事の場合
映画の場合は、夜寝る前に観ることが多い。
観終わって、よほど興奮してる時以外は、翌日以降に記事を書く。
しかし、どのような感情であれ、何か感じた場合は、そのままの勢いで書きたいことが出尽くすまで書いておく。
観終えた直後に書いた文の体裁は全然整っておらず、場合によっては箇条書きだったりするので、翌日、冷静になって文章を繋ぎ、整えていく。
ちなみに、本の部分でも触れたように、映画のジャケットやキャプチャー画像もグレーゾーンなので、今は毎回画像を作成している。
訪問記事についての記事
訪問記は基本的には訪れた時に感じた感情を優先し、記事を書き始める。
これは僕が感じたモノがダイレクトに伝わる気がするからなんだけど、それと同時に訪問記の場合は写真がとても重要だと思っている。
ブログでは小説を書いているわけではないので、緻密な描写よりも、その場を感じてもらう写真が不可欠である。僕は写真が下手なので、ここは課題の一つだと思っている。
持論などの雑記についての記事
雑記については完全なるフリースタイル。
書き出す前の段階で何度も考えているため、論旨が固まっていることが多く、割と書くのは速い。先日書いたなぜ僕らはバイラルメディアに嫌気がさすのか。はボリュームの割に、書き出してから記事公開までが割と早かったと思う。
考えていたことを記事にしてみようと思ったら、一気に書き上げて、少し時間を置いてから見直し、最後に体裁を整えて完了させるパターン。
最後に
書き方はジャンルによって多少違うのですが、自然と言葉が出てくるような時以外は、全体の構成を考えてから書くと書きやすいですね。
もっと文章力を向上させるとともに、記事を書くスピードもあげたいところです。
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