最近、フリースタイルダンジョンというラッパーが即興でラップバトルをする番組が人気あるみたいで、巷でもサイファー(輪になってラップすること)をよく見かけるようになりました。彼らがラップを乗せるビートやトラックがどのように生まれるのか、これまでヒップホップとかあまり興味なかったけど、あの番組でヒップホップに興味持った人向けに、トラックメイキングという方向から、僕のお気に入りのMass Appealという音楽チャンネルの企画『Rhyhem Rourette(リズムルーレット) 』を紹介します。YouTubeでは結構前から観てるのですが、ヒップホップとか音楽好き、機材好きの人は楽しめるんじゃないかと思います。
使えるのはレコード3枚
このプログラムは、hiphop系のDJやトラックメイカー、プロデューサーがレコード屋(たまにガラクタ屋)で目隠しをして3枚のレコードを選び、そのレコードをサンプリングして曲作りをするというもの。かなり有名な人もいて、その人達の曲作りの仕方や作業風景、使ってる機材なども見れて興味深いです。
完成したトラックも、かなり完成度が高いものから、なんとなく作り手が出来に納得いっていないであろうものまで様々。
いくつか気に入ったものを紹介したいと思います。
9th Wonder
ノースカロライナのレコード屋でCharly McClain, Jermaine Jackson, and The Tempreesをピックアップ。
最終的にRapsodyという女性ラッパーがラップ乗せて完成したレベルの高い9th Wonderのトラック。
Just Blaze
Just BlazeはSprite Cornerという場所でライブで曲を作り上げているところ。
トラックが形になってくるとともに、最初はなんとなく見ているオーディエンスの首が縦に揺れ出すのも面白いです。
Ski Beatz
NI Maschineを使用してます。
叩き込むようにビートを作ってるのがかっこいい。
DJ Nu-Mark
The Rockettes, George Benson, and Charlie Mingusの3枚から楽曲を制作。
NIのMaschineを使っていてサンプリングしたGeorge Bensonのギターソロフレーズにビートをのっけてった感じ。
最後に、普段はやらないことだけど、自分の幅を拡げるためにやってよかったみたいなこと言ってますね。
Big K.R.I.T.
最後に自身でラップをのっけて完成したBig K.R.I.T.の曲がこちら。
レイドバックした感じがたまらないですね。
こちらのトラックはダウンロード可能になっています。
http://bit.ly/KritRRtrack
まとめ
いかがだったでしょうか。企画自体がYouTube向けですよね。
他にも沢山の、動画が公開されていますので楽しんでください。
今回記事を書くにあたりいろいろ見直してたんですが、個人のトラックメイカーが同じようなコンセプトでトラックメイキングしてる動画とかもアップロードされてました。
腕に自身のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
予想していた通り、機材としてはPAD付きのAKAIのMPCとNIのMASCHINEの2強でしたが、鍵盤でビートを打ち込む人も結構いるのが意外でした。
ちなみに機材買えないけど興味あるって人はiPhoneアプリでも簡易版がありますので、こちらで楽しんでみてはどうでしょうか。
僕も購入して遊んでるのですが、なかなかカッコイイものができません。
iMaschine
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥600
iMaschine 2
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥1,200
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