FujiMock Fesにヒッチハイクで行ってきたよ。行きのお話。

2012年10月5日
2016年3月30日
gappacker
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先日の記事でも書いた間伐材でものづくりをするワークショップ『FujiMock Fes』ですが、いつものように行きも帰りもヒッチハイクでした。
少し間が空いてしまいましたが行きのお話を書いておきます。

FujiMock Fesは富士山の麓にある田貫湖の近くで行われたのですが、集合が西富士宮駅に9:45か田貫湖の駐車場に10:30という2択でした。
で、どちらかに到着するつもりで朝5時15過ぎに家を出ました。

いつもより小さめのバックパックに寝袋とついでにどっか行きたくなったときのための着替えを入れ、由比ケ浜海岸まで歩きます。
そして5:35くらいにヒッチハイク開始。

由比ケ浜海岸

朝霧JAMに行ったときもそうでしたが、鎌倉から静岡は微妙な距離なので、関西方面行くよりも以外と難易度が高い気がします。

海岸線で待つこと30分程、ちょっとやんちゃな3感じの若い3人組の車が停まってくれます。
「どこ行くんですか?」
ちょっと照れくさそうに聞いてきます。

珍「最終的に富士山のほう行きたいので国道1号に出たいんですけど行きます?」
若「国道1号、うーん」
珍「それか海岸線のもうちょっと先でもいいんですけど。」
若「すぐそこになっちゃいますけど、いいですか?」
珍「お願いします。」

ということで乗せてもらいます。
話すと地元の後輩で中学はお隣。

歳がそこそこ離れていたので、すぐに共通の知り合いは出てきませんでしたが、たぶん繋がってるんだろうなぁという感じ。
朝までとくに目的もなくダベってたとのこと。いや、そういう時間て楽しいですよね。
地元の人間だとわかると一人の子が「やっぱりこのへんの人ってアレですよねー。」とわかるようなわからないようなことを言う。w

鵠沼まで乗せてもらい、すぐにヒッチハイク再開。
ここでもなかなか捕まらない。
週末なのでもう少しスムーズに行くかと思っていたけど誤算だったかも。

で、40分ほどして1台の車が停まってくれる。
乗せてくれた方は仕事着みたいなのを来ているけど、乗用車でしかもお休みだそう。
なんでも平塚のほうの友人と遊びに行く予定なのだけど、まだ連絡をとっていないらしくとりあえず向かうところだったらしい。

ということで平塚あたりの国道1号沿いで降ろしてもらうことに。
この人はあまり自分のことを話すのは好きではないようだったので、質問に対してなるべく話がひろがるように答え、そこから派生した質問に答えるというような会話だった。
この手のパターンは相手の印象には残るんだろうけど、相手に対するこちらの印象が薄くなってしまうのが残念でもある。

国道1号沿いで降ろしてもらい、車を拾うのによいスポットを探しながら親指を立てながら移動する。
数百メートル移動した地点でヒッチハイク開始。

ここでも30分ほど拾えないまま、思った以上に時間がかかってることにちょっと焦り出す。
やはり時間が決まってる場所にヒッチハイクは厳しい。(いや、当然なんだけど。)

で、しばらくすると石田純一世代というかあーいうジャンルの人が停まってくれる。
珍「ありがとうございます。」
純一「あっ、日本人?」
珍「はい。w」
純一「あ、そう。珍しいね。どうぞ。」

ってことで小田原の少し手前まで乗っけてってもらう。
ほんとはもっと手前のはずだったんだけど、かなり余計に走ってくれました。

この方は高校のテニス部の顧問でテニス部の練習試合があるため学校に向かう途中だったとか。
珍「じゃあ、練習試合サボって富士山行きますか?w」
純一「いやぁ、相手の学校がこなければ行ってもいいんだけどねぇー」
(行くんかい!!w)

テニス部は男女混合らしい。
珍「それヤバいですね。あの子とアイツはくっつけたくないとかならないんですか?w」
純一「あんまりそういうのなさそうなんですよ。女子が相手にしてないというか。」

・・・

頑張ろう男子。(自分も)

純一さん(仮名)は見た目は10歳ほど若く見えるが実は50代。
お子さんも大学生とからしい。
なんだかんだで話も盛り上がり、車内を楽しく過ごす。
頑張った感じがなく盛り上がれるのはいいですね。
あっという間に時間が過ぎます。

お礼を言ってお別れします。
小田原の少し手前のコンビニ前で降ろしてもらいヒッチハイク開始。

ここでは15分ほどして1台の軽自動車が停まってくれます。
浅黒く日に焼け、細いが引き締まった身体は間違いなくアスリート。
車は走ればいいという、機能面と目的との切り分けが、かなりしっかりしている人という印象。
ア「何処行くの?」
珍「箱根越えて富士のほう行きたいんですよね。」
ア「あー富士か、湯河原のほう行っちゃうから曲がる手前までしか行けないけどいい?」
珍「お願いします。」

ア「ここだね。この先行く車はほぼ箱根行くから。」
7分程走ってすぐに降ろしてもらう。

時間はもう少しで8:30というところ。
すぐに拾えてもギリギリだ。

休む間もなくヒッチハイクを再開する。
30分、40分車が停まらないまま時間が過ぎて行く。

もうすぐ1時間経つかというところで1台の車が停まってくれる。
夫婦なのかもしれないけど、夫婦という感じはあまりしない30代後半くらいのカップル。

カ「どこいくんですか?」
珍「箱根越えて富士宮のほう行きたいんですよね。」
カ「御殿場のほうへ行くのでそっち方面で良ければいいですよ。」
(地図を確認して)
珍「じゃあ、お願いしていいですか。」

この方達にはそこそこ長い時間乗せてもらったのだが、楽しくお話できた。
しかもよくその辺を車で通るらしくルートのアドバイスもいただいた。

すでに遅刻することは確定していたが、思ったよりも遅くならないで済みそう。
もうすぐ御殿場という時にFujiMock Fesの主催者から携帯に電話がかかってきた。

やべっ。
ホ「FujiMocksFesを主宰しているNPOホールアースの○○と申します。○○様はヒッチハイクでいらっしゃるとのことでしたが今どちらでしょうか?」
珍「すいません。もうすぐ御殿場ってところです。現地まで直接行きます。」
ホ「わかりました。それではお気をつけて。着きましたらこちらの電話番号にご連絡いただけますでしょうか。」
珍「わかりました。ありがとうございます。」

ものすごい感じのいい人だ。

御殿場から富士宮方面に抜ける道沿いのコンビニで降ろしてもらう。
よい方々だった。
話は盛り上がったんだけど、彼らの素性とかあまり聞けなかったです。

で、すぐにヒッチハイク再開。
演習があるのか、途中から自衛隊のトラック渋滞みたいになっていたのだが、自分のいた場所は駐屯地に近いこともあり、自衛隊のトラックがひっきりなしに通る。

一生懸命親指あげてアピールする。だが当然のことながら自衛隊のトラックは停まってくれない。
トラックには苦笑いする隊員。上官と一緒なのか、リアクションしないように我慢している隊員。不機嫌そうな隊員。
まー、いろいろいますわな。

ってわけで10分ほどした頃だろうか。
黒い四駆のお兄さんがコチラに気づいて!?って顔したので、親指に念を込め、トリガーを引くように再度、念を飛ばします。
これが当たったようでお兄さんはコンビニに入りながらジェスチャーで(こっち来てくれ)と合図をくれます。

車に駆け寄って行くと
兄「山ですか?」
珍「いや、山っていうか。富士宮のほうでイベントがあって。」
兄「そうですか。ちょっと待って下さい。コンビニいっていいですか。」
珍「もちろん」

一緒にコンビニにはいり飲み物を買います。(昼飯を買うの忘れてましたが、この時が昼飯を買うチャンスでした。)

コンビニから出ると素早く荷物をどかし、乗る場所を作ってくれる。
兄「で、どこいくんですか?」
珍「この辺なんですけど」
と地図を見せると
兄「田貫湖のほうですかね?」
珍「あー、そうですね。そうかいてありますね。」
兄「田貫湖は何度も行ってるんでいいですよ。」
珍「どこか行く予定だったんじゃないんですか?」
兄「こっちのほう引っ越してきたばかりでいろいろ回ってるんです。」

なんでも愛知からこちらのほうに来てまだ1ヶ月弱だそう。
スノーボードをやる彼は富士近郊の土地勘を養うために休日は車で走り回っているのだとか。
で、今日は気が向いたら宝永山に登ろうと思ってたらしい。

というわけでいろいろ話しながら田貫湖の集合場所の駐車場まで行ってもらう。
11:45到着。

お礼を言ってお別れします。

で、さきほどの携帯電話に電話して到着したと連絡するとスタッフの人が迎えにきてくれるらしい。
間伐を行っている場所は少し離れてるんですね。

田貫湖は初めて行ったけど、富士山間近に見えるし、キャンプ場あるし、いいところですね。
今度はテント持っていって一泊しようかと思います。

迎えにきてくれたワゴンバスに乗り込み間伐場所を目指します。

ヒッチハイクマニュアル

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