世界でもっとも有名なカリスマの生涯
おそらく普通に生活している人であれば誰もが一度は聞いた事のある名前、スティーブ・ジョブズ。
ゲーム会社のATARIからウォズニアックと一緒にAppleCpmputerを立ち上げ、一度は会社を追われたもののCEOと返り咲きiMacの大ヒットなどで会社を立て直したレジェンド。
そんな彼の生涯を映画化した作品『スティーブ・ジョブズ』を見ました。
予告編はこちら
ジョブズといえば大学で行ったこのスピーチも有名ですね。
まだ見ていない人は必見です。
映画を観た感想
率直に、まとまってはいるけど、物足りないと感じました。
ジョブスのように最近の人で、偉大な業績を成し遂げ、かついろいろな逸話が残っている人の生涯を2時間程度でまとめること自体に無理があるのかもしれません。
そこにはジョブスがappleを通して世界に与えたインパクトや興奮、熱狂を伝え切れていないように思えたんですね。
何年後、何十年後にリアルタイムで知らない世代の人が『スティーブ・ジョブズとは誰だったのか?』という視点で見た時にこれで伝わるんだろうか。と思ってしまいました。
映画ではJobs個人にフォーカスしようとしたのかもしれませんが、appleあってのjobsだし、jobsあってのappleだった筈です。
appleが戦略的に採用してきた最先端の技術や、その徹底した秘密主義、そしてWWDCでの人を魅了するプレゼンテーションなど、いろんな要素が削ぎ落とされたまま終わってしまい不完全なジョブズ像を再現しただけの印象です。
ジョブズ役を演じたのはアシュトン・カッチャー。
この人の出演作品は初めてみたんですが、どうもイマイチでした。
演技がワザとらしいというか、ジョブズの歩き方の特徴を真似てるっぽいんですが、不自然なただのモノマネで終わってしまっている感じなんですよね。
そういう人に見えるんではなく、そういう役を演じているのが見えてしまう。
これはひょっとしたら、ジョブズの露出が多かったため、見ている側にジョブズ像が出来上がってしまっていることもあるのかもしれません。
というわけでいろいろ厳しい評価ではあるんですが、apple製品使ってる人には是非見て欲しいですね。
詳しく知りたい場合は書籍のほうがいいです。
ちなみにappleのことと、Microsoftとの件はバトル・オブ・シリコンバレーのほうが面白いです。
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