瀕死状態だったMacBook Airバッテリー
MacBook Airのバッテリーがダメになっていて、電源アダプター外すと1時間も持たずに電源が落ちてしまうような状態になっていました。
メニューバーのバッテリー表示の部分には『バッテリーの交換修理』という表記が出て交換を促されます。
実は数ヶ月前からこのような状態のまま、ごまかして使っていたのですが、ようやくバッテリーを自分で交換したので必要なものや手順をまとめておきます。iPhoneの分解などに比べると、MacBook Airのバッテリー交換はとても簡単で、工具さえあれば30分程度で終わる作業です。
自分のMacに適合したバッテリーを入手する
バッテリーを交換するため、まずは交換バッテリーを手にいれる必要があるのですが、お使いのMacBook Airの型番とインチサイズによって適合するバッテリーが異なります。僕のMacBook AirはMid2012というモデルでしたので、それに適応したA1405というモデルのバッテリーを購入しました。
お使いのMacのモデルを確認するにはメニューバーの左上のAppleマークから「このMacについて」を選択してください。
一番上にモデル名が表示されます。
Macモデル別バッテリー適合表
各モデルに適合したバッテリーの型番は以下のようになります。
13インチと11インチで適合するバッテリーが異なりますので注意してください。
13インチ
モデル | バッテリー型番 |
---|---|
Mid 2011 | A1405 |
Mid 2012 | |
Mid 2013 | A1496 |
Early 2014 |
11インチ
モデル | バッテリー型番 |
---|---|
Mid 2011 | A1406 |
Mid 2012 | |
Mid 2013 | A1495 |
Early 2014 |
バッテリー交換に必要なもの
バッテリーを交換するのに必要なものを揃えます。
交換用バッテリー
工具
MaCBook Airのバッテリーを交換するにはペンタローブとヘクスローブという特殊な形状のネジを外す工具が必要になります。
ペンタローブドライバー
MacBook Airの背面パネルを外すのに使用します。
ヘクスローブドライバー
バッテリーが固定されているネジを外すのに使用します。
T5というサイズのものであれば大丈夫です。
僕は特殊工具がセット担っているものを購入したので、こちらを使用しました。
MacbookやiPhoneの分解に便利な工具セットをレビュー
バッテリー交換開始
MacBook Airを裏返すと赤丸の部分10箇所がペンタローブ(星型)ネジでとめられていて、二重丸で囲んである2箇所のネジだけが他のものとくらべ長くなっています。(ネジは小さいので無くさないようにしましょう)
ネジを外すと、パネルは軽く爪をかけただけで簡単に外れます。
写真を撮り忘れたのですが、裏側のアルミパネルは薄いです。
1円玉よりも薄い一枚のアルミが緩やかなカーブをえがいてるのをみて、本当によくできてるなぁと感心。
パネルを外すとすぐにバッテリーが見えます。
赤丸で囲んだ5箇所がトルクスネジでトラックパック側(写真だと上)のネジだけ短いものになっています。
5本のネジを外したら四角く囲んだ場所にコネクターがありますでそちらを外してください。透明のベロがついていますので、その部分をもってトラックパッド側(写真だと上)に引き抜く感じです。
コネクターが抜けたらバッテリーが外せます。
一応、新旧バッテリーを並べてみましたが特に変わりはありませんね。(手前が新しいもの)
バッテリーを外したところです。
細かいところに小さなホコリがたまっていたので掃除機で吸い取りました。
最近ファンの音も気になっていたのですが、たまっていたホコリも原因だったかもしれません。
あとはバッテリーを外したのとは逆の手順で組み立てていけば作業は完了です。
起動して充電されるのを確認。めでたしめでたし。
まとめ
作業時間は写真取ったり、掃除したりしながらで30分もかからない程度ですし、難しい作業もありません。
アップルのサポート外に成ると思いますので、作業される方はあくまで自己責任でお願いします。(お約束)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでgappackerをフォローしよう!
Follow @gappacker