石巻の被災地を訪れて

2014年7月16日
2016年3月30日
gappacker
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この間、東北の被災地、三陸沿岸部沿いを訪れた時のことを書いたのですが、別の日に石巻も訪れたのでその時のことを書きます。
石巻は仙台に滞在中、松島を軽く観光した後に仙石線という電車で向かいました。

こちらが石巻駅。
石巻駅

駅の観光案内所で話を聞くと、日和山公園から海岸側が一望できるとのことで、そちらに向かうことにした。
高台にある公園に向かう途中、学校の渡り廊下にスローガンのようなものが貼ってあるのが見えました。
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日和山公園からの景色。
何もないように見えますが、ここには多くの人が暮らし、生活していた住宅地だった場所です。
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恐らくチリ地震の後に建てられたと思われる石碑。
なぜ教訓を活かせなかったのか。やりきれない気持ちになります。
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公園から階段を降りていくと、テニスコートでテニスをしている人がいました。
そこで生みだされる音が、広大な無の空間に響き、沈んでいくたびに、震災から時間が経過したことと、一向に復興が進んでいないことに異様なアンバランス感を覚えます。
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近くにはお寺があり、いくつかの墓石は、まだ元の居場所に戻れていないようでした。
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ただの広大な無の空間でありながら、ところどころにダメージは残っています。
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どういう状況なのかはわかりませんが、壊されずに残された家がありました。
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中はグチャグチャでした。
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小学校にはネットが貼られていましたが、屋上近くの外壁までダメージを受けているのが確認できます。
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校舎の屋上付近まで到達する高さの波が、この土地を全て流してしまった。
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すべての被災者の方のご冥福をお祈り致します。
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訪れてみて

記事にするまで、かなり時間が経ってしまいました。
僕は湘南エリアという海の近くで生まれ育っているので、石巻の被災は人ごとではないと感じました。

沿岸部の海抜の低いエリアに住宅地が立ち並ぶ地形は、どことなく地元の鎌倉や、湘南海岸、辻堂、茅ヶ崎といったエリアに似ている気がしました。そして自分の友人なども多く住む、その場所が被災にあった時の喪失感たるや想像するに絶するものだったに違いありません。

石巻では数人の方としか話をしませんでしたが、近所で床屋を営むオバちゃんと話したところ、防潮堤をつくるために立ち退きが決まっているそうです。
そして、『復興は全然すすんでないですよ。なんでだかわからないけどね。』と言っていました。おそらく、どうあるべきか、どうするべきかという議論や、補償面など、いろんな問題が山積みなんでしょう。時間が被災者の傷を少しでも癒し、それを行政が適切にサポートすることを願うばかりです。

ヒッチハイクマニュアル

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