アウトドア向きのモバイルスピーカーSoundPEATS P3
SoundPEATS様より、Bluetooth接続のモバイルスピーカーをご提供いただきましたのでレビューします。
今回、ご提供いただいたのはP3というBluetooth4.1規格で接続するモバイルスピーカーですが、作りがとても頑丈で、ワイヤレス接続、さらにIP65という防塵・防水仕様を満たしているアウトドアでのアクティビティにオススメできる商品と言えそうです。
IP65とは
IP65とは日本工業規格(JIS)によるもので、前の数値が防塵性能、後ろの数字が防水性能を示した数値となります。
防塵性能の等級は0〜6、防水性能の等級は0〜8で記され、IP65の場合、防塵性能は「6」、防水性能は「5」ということになります。
最上級はIP68となるのですが、7や8は防水の中でも潜水であり水の中に沈めても平気かどうかという基準、防水性能の5は「あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。」という等級で、日常生活の延長としては必要十分な機能を満たしているわけです。
SoundPEATS P3製品レビュー
それでは写真をまじえながら製品をみていきましょう。
まずはパッケージ。
IP65対応製品であることがわかります。
パッケージには自転車に乗った人のシルエットがプリントされていて、自転車で移動するような人の使用も想定されているようです。
内箱はなぜかちょっとロハス(死語?)っぽいテイストです。
セット内容は本体、説明書、マイクロUSBケーブル、AUX接続用のラインケーブル。
全体的にかなり頑丈に作られていて厚みもそこそこあります。
どことなく往年のパ◯ソニックのショックウェーブを思わせるテイストですね。
カラー展開は青と緑の2色展開です。狙ってるのかどうかはわかりませんが、イングレスというゲームをやっている方にはおなじみのカラーバリエーションです。
上部には左から、電源ボタン、マイナス、再生/停止/応答、プラスの四つのボタンが付いています。
ボタンは少し押し込む感じでのちょうど良い固さで、軽くタップしただけで誤動作するような心配もない。ペアリングは電源ボタン長押しで簡単に接続できました。電話をつないでいて音楽再生中に着信があった場合は応答ボタンを押すとそのまま電話に切り替わり、終了後は自動再生に戻るらしいです。(未使用)
正面。結構、重低音がよく出ます。
背面側もメッシュになっていて、正面側に比べると弱めなものの、しっかり音が出てる気がします。中の構造どうなってるんだろう。
正面右側。しっかりと防水カバーがついています。
開けると充電用のマイクロSUBポートと、ライン入力端子があります。
P3の底面にはネジ穴があるのですが、これは地味に便利そうですね。
これだけで使用するシーンの幅がひろがりそうな気がします。
製品スペック
対応プロファイル | HSP/HFP/A2DP/AVRCP |
---|---|
通信距離 | 10メートル |
充電時間 | 3-4時間 |
音楽再生時間 | 6-8時間 |
サイズ | 17.3 × 7.3 × 5cm |
重量 | 425g |
実際に使ってみての感想
では実際に使ってみた感想について書いてみます。
操作性
操作性についてですが、特に迷うこともなく、ペアリングも難なく完了。
ボタンを押す力も丁度よくできているので誤操作もなさそう。中でもいいと思ったのがスピーカーの下部にあるネジ穴です。三脚などにスピーカーを固定して使うことができるので、音の出る場所を高くしたり、足場の悪いところで使用したりと、使い方の幅を拡げてくれます。ゴリラポッドなんかと組み合わせれば木からぶら下げたりなんてことも可能ですね。
耐久性
全体的にごっつくて、ちょっとやそっとの衝撃じゃびくともしません。耐久性はかなり高そうなので、アウトドアでの使用する時はあまり気を使わなくて良さそう。手提げ用のベルト部分もしっかりとしたゴムで鋭利なナイフなどで切ろうとしない限り、そう簡単には切れないでしょう。ケースなどに入れなくても、そのままカバンに突っ込めてしまう気楽さはなかなか魅力的です。
音質
バランスは思った以上によく、重低音も結構出たので、屋外での使用でも音がかき消される心配もなさそうです。また低音が出ているわりにはボーカルもよく聞こえますし、小さめの音量でもとしっかりと音が聞こえました。
まとめ
3時間の充電で8時間再生できるので、花見やピクニック、バーベキュー、野外でのダンスの練習、サイクリングなどいろいろ用途で使えそうですし、IP65自宅で使う時にはキッチン横やお風呂場なんかでも使えそうです。ボディサイズの割にはごっつさも相まってパワフルな感じの印象を受けました。
見た目のテイストは好き嫌いありそうで、最初はちょっと装飾が過剰かと思ったのですが、アウトドアやスポーティなシーンで使用するという想定でいたら、そんなに違和感がなくなってきました。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでgappackerをフォローしよう!
Follow @gappacker