SoundPEATS様よりレビュー用に製品をご提供いただきましたのでレビューさせていただきます。今回、ご提供いただいたのはQ11というBluetooth4.1規格で接続するフック付きのイヤー型イヤホンですが、ワイヤレスということでウォーキングやランニングなどのスポーツなどに向いてそうです。
高音質を実現する技術
本製品には、apt-xとCVC Noise Reductionという技術が採用されています。
apt-Xとは
公式サイトにある情報によると下記のようなもの。
Bluetooth®接続は、デバイス間におけるデータ通信のパイプラインのようなものです。このパイプラインには伝送帯域の制限があるため、大きなサイズのオーディオ ファイルを伝送することは難しい場合があります。aptX®は、高音質Bluetooth®伝送に関する問題を解決するため、これらのオーディオファイルを圧縮し音質に影響を与えることなく、ワイヤレスのパイプラインに入れ込むことができるようにします。aptX®の採用により場所と時間を選ぶことなく、CDクオリティのワイヤレスサウンドをお楽しみいただけます。aptX®により、Bluetooth®でオーディオを伝送する際の音質問題が解決され、CDクオリティの高品質なワイヤレスオーディオが実現します。
CVC Noise Reductionとは
さらにこのヘッドセットにはCVC Noise Reductionという技術も採用されています。
CVC Reduction
最新世代の cVc®は、近端と遠端における高度なオーディオ エンハンスメントおよびノイズ抑圧を可能にするだけでなく、パケット損失およびビットエラー隠蔽機能を提供し、Bluetooth® 対応のヘッドセット、ハンドセット、ハンズフリーデバイス、車載用デバイスにおける最高の通話音質を実現します。
要は高音質なワイヤレスサウンドを実現してくれる技術を採用した高機能ヘッドセットなんですね。
製品レビュー
それでは写真を交えながら製品をレビューしていきましょう。
まずはパッケージ。
セット内容はヘッドセット本体の他にキャリングケース、マイクロUSBケーブル、イヤーチップスが10個、ケーブルバックル、クリップ。
英語の説明書によるとイヤーチップスは、音楽を聴くのに適しているクローズドタイプのものがラージ、ミディアム、スモールの三つ(左側3つ)と、電話に適しているセミクローズドタイプのものがミディアムとスモール(右側の2つ)ついています。Amazonの商品ページではセミクローズドタイプのものをスポーツ用と表記しているみたいですね。デフォルトではクローズドタイプのミディアムが装着されているのですが、75%の人にはそのサイズが適しているそうです。
サウンドピーツのロゴがプリントされたハウジング部はアルミ削り出しだそうです。
マイク内蔵のリモコン部分です。赤いボタンを長押しで電源オンになります。
+ボタンと-ボタンは押すごとに音量がアップダウンし、音楽を聞いているときは長押しすると前後の曲に移ります。
電話がかかってきた時は着信番号を読み上げてくれるので、真ん中のボタンを押して電話に出ます。
ケーブルは決して長くないですが、余っている部分をケーブルバックルでまとめることができます。
Bluetoothなので、当然充電しないと使えません。
こんな小型ですが、右耳側の下部にはマイクロUSBの充電ポートがあります。
充電ケーブルを繋ぐとこんな感じになります。
充電中は上部の赤いLEDインジゲーターが点灯します。
満充電すると青になります。
ブランドロゴが入ったキャリングケース。
SoundPEATSって製品はクールなのにロゴはポップですよね。
キャリングケースの中身。
少し大きめに作られていますので、マイクロUSBケーブルも一緒に持ち歩けますね。
実際に使ってみての使用感
実際に使ってみた感想についてもまとめてみます。
操作性
シンプルなボタン操作で特に迷うことはありません。
電源オンオフ時は、女性の声のいい発音で、Power On!、 Power Off!。みたいな感じのアナウンスが流れます。ペアリングできるとSomeone Conected!と言います。
ただし、ペアリングのときに出てくる製品名が「Q11」ではなく、「QY11」でてきます。
音質について
bluetoothのヘッドセットは片耳タイプのものしか使ったことがなかったのですが、クローズドタイプを装着したうえでの音質についてはかなり満足できます。2時間のフル充電で、待機時間は180時間、使用時間は通話、音楽鑑賞ともに5時間だそうです。さすがに続けて5時間は試せていませんが、1時間程度音楽を聴き続けてみましたが、特に音のバラツキや不具合などなく、聴き続けることができました。
通話に関しては聞く方は問題ありませんが、マイクは少し意識して近づけて話さないと相手や周りの環境によっては聞き取りにくくなるかもしれません。
装着感
ヘッドセットについているイヤーフックですが、カタチをみた時は長時間つけてたら耳が痛くなるんじゃないかと思ってたのですが、実際に使用してるとほぼ意識することなく過ごせます。イヤーフック自体が柔らかいので装着するときも簡単に装着できますし、基本的にはイヤーチップ部分でささえていて、フック部分は耳の周りを囲ってるだけという感じです。つまり意識させることはないけど、落ちそうになればイヤーフックが耳に引っかかるので落ちはしない。
僕はランニングはしないのですが、防水防滴仕様なのでちょっとした汗をかくような運動時にも使えますね。
イヤーチップに関してもクローズドタイプのものとセミクローズドタイプのものを両方試してみましたが、音楽聴くのがメインなら圧倒的にクローズドタイプです。セミクローズドタイプの方は通話用に設計されているため、外の音が聞こえるようになってるんですね。電話してるときに周りの音や自分の声が聞こえないと声が大きくなっちゃいますから当然ですよね。
まとめ
ワイヤレスのスポーツタイプのものを試すのは初めてでしたが、ランニングなどする人にはオススメだと思いました。
これまでも多くのSoundPEATSの製品をレビューしていますのでよければそちらも参考にしてみてください。
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