ダイソンのDC45モーターヘッドコードレス掃除機をレビュー

2016年3月27日
2017年5月16日
gappacker
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ダイソンのサイクロン式コードレス掃除機DC45を手に入れたのでレビューします。
家電のレビューは初?

外箱はこんな感じで結構デカいです。
ポール部分があるからですが、横幅が1メートルくらいあります。
ダイソンDC45 外箱

本体は小ぶりで、持ち手の部分だけ考えたらインパクトドライバーとかの電動工具と大差ないです。
ダイソンDC45 本体

上部のフィルターボタンを押すと本体が二つに分かれ、フィルターの交換をすることができます。
ダイソンDC45 フィルターボタン

二つに分けたところ。
dc45フィルター交換

モーターヘッドの関節部分には程よい抵抗具合のバネが入っています。
ダイソンDC45

円形の凹んだ部分を押しながら引くと簡単に引き抜けます。
ダイソンDC45

モーターヘッドにはダイソンのメカニズムを感じます。
ダイソンDC45

コンビネーションノズル。
ダイソンDC45

真ん中のボタンを押すと、引き伸ばしてブラシ部分を使用できます。
ダイソンDC45

隙間ノズル。
ダイソンDC45

隙間ノズルを装着したところ。
ダイソンDC45

壁掛け用のパーツ。
DC45壁掛け用パーツ

横から見たところです。
DC45の壁掛けホルダー横面

上に少し持ち上げて手前に引くと簡単に外れます。
DC45壁掛け

壁掛け用のホルダーには下部にアタッチメントを取り付け可能です。
アタッチメントはボタンを押しながら簡単に引き抜けます。
DC45壁掛け

デザインはいわゆるダイソンテイストです。
壁掛けパーツにつけたまま横から見たところ。
チェーンソーとか火炎放射器とかちょっと武器っぽい感じです。
ダイソンDC45

電源アダプター
ダイソンDC45 アダプタ

後部にはMAXと書かれたボタンがあり、押すと吸引力が増し、モーター音も少し高くなります。フリーダイヤルの番号が記載されているのはカスタマーサポートに力を入れてるのがわかります。
ダイソンDC45 MAXボタン

すでに使用した後に撮影したため、少し埃が目立ちますが、ゴミが透明の円柱部分にたまります。MAXという線までゴミが溜まったる捨てるように書いてありますが、透明でゴミが見えるため、わりとこまめに捨てたくなると思います。
赤い部分の突起に指をかけ、下に引き下げると下部にある蓋が開き、ゴミが下に落ちます。ゴミ箱の上で蓋だけ開ければ重力で勝手にゴミが落ちるっていうのは手を汚さなくていいので便利ですね。
ダイソンDC45

DC45を使ってみた感想

付属パーツの取り付けや交換も簡単だし、壁掛け用のパーツにアタッチメントを収納する場所も確保されているので、使用時も収納時もコンパクトで使いやすいです。

使い勝手

コードレスの掃除機は吸引力が低いというのが欠点としてよく挙げられるのですが、そこはさすがのダイソンといった感じで吸引力は抜群です。普通の掃除機と異なる点はスイッチを常時オンにして使うのではなく、トリガーの部分を握っている間だけ吸い込むという点です。トリガーの部分は軽く力を入れるだけなので女性やお年寄りでも疲れるなんてこともありません。握りっぱなしという点は不便なんじゃないのかと思いつつ、使ってみて気づいたのですが、結果的には理にかなってる気がします。
普通の掃除機って吸ってない時間でもずっと騒音出していてうるさいんですよね。DC45の場合は、ゴミを見つけたら握るといった感じでピンポイントで掃除していく感じです。これがバッテリーの持ち具合に対してプラスなのかマイナスなのかはわかりませんが、普通の掃除機と比べるとコンパクトなので、こまめに掃除機をかけるという使い方にあってるような気がします。

騒音について

掃除機で特に気になる騒音についてですが、ゴォーという音よりは、シュゥィーンという感じの高速モーター音と空気の音がミックスされたような音で、慣れるまでは少し違和感があるかもしれません。後部にあるMAXボタンを押した時は半音くらい音があがります。
夜間でも隣の部屋くらいであれば少し聞こえるかもしれませんが、家の外まで響くような感じでもなく、よほど静かなところでなければ、それほど気にならない気がします。

どんな人にオススメか

一人暮らしのワンルームとかから2LDKとかぐらいのとかまでの広さなら充分カバーできる能力でありながら、収納などに関してはそれほど場所もとりません。コードレスなのでコンセントの差し替えもないですし、軽量コンパクトなので、2階建ての一軒家内で持ち運ぶ時なんかも全く煩わしさを感じさせません。
大きな家とかではサブ機としての役割になるのかもしれないですが、こまめに掃除機をかけるようになれば、バッテリーの持ちの心配もいらないですし、一般的な家庭用としてはわりと万能な感じでしょうか。

まとめ

これまで使用していた掃除機はマキタのコードレスのスティック型のものでしたが、常時スイッチオンなわりに吸引力がイマイチでした。DC45は吸引力については全く問題ないのですが、同時に掃除機の使う頻度や使い方の想定が異なるんじゃないかという印象を抱きました。従来の掃除機は掃除をすると決め、掃除機を引っ張り出し、すみずみまでしっかり掃除をする。一方でDC45の場合は部屋の身近な場所に置いて(壁にかけて)おき、何かを片付けたりしたついでに手を伸ばしてさっと掃除機をかける。3分とかの隙間時間に掃除でき、心理的な障壁を下げてくれる感じがします。
そしてそんな行動をおこさせるのがコンパクトなボディと吸引力、そして握ってるときだけ吸い込むという機能によるものである気がします。

  • 吸引力は抜群
  • コードレスで軽量コンパクト
  • 使用時は握りっぱなし
  • ゴミ捨てが簡単

掃除機としては黒船とも言えるダイソンですが、使ってみてなるほどこれがダイソンかと思いました。
ダイソンは吸引力ばかりが注目されることが多いですが、本当に優れているのは使用される環境などを想定した商品設計思想にあるのかもしれません。
使ってて楽しいし、機能的だなと。実際に手にしてみて、強くそのように感じました。
DC45オススメですよ。

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