FBI,CIA,ATF?海外ドラマに出てくる組織は何をやってるの?

2017年1月5日 gappacker
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海外ドラマや映画を観ているとよくアルファベット3文字の様々な組織が出てきます。
なんとなくわかっているようで、実はよくわかっていないこれらの組織をについて簡単に調べてみました。

FBI

FBIはFederal Bureau of Investigationの略で、日本語だと『連邦捜査局』。
アメリカ合衆国司法省配下の法執行機関で、連邦法に関する事案の捜査を任務とし、主にアメリカ国内で捜査を行う。
1908年に司法省内も設立され、本部はワシントンDCにあるそうです。

担当するのはテロやスパイ絡みなど国家の安全保障に関する公安事件や連邦政府の汚職事件、州をまたがるような広域事件、大型の犯罪など。

こちらが公式紹介動画。

アメリカ全土を行き来する捜査機関ということで犯罪が絡む映画やドラマには必ずといっていいほど出てきますよね。
よく地元警察と捜査における主導権の取り合いなんかで揉めてるシーンとかありますが、土地勘とかはないけど権限はあるみたいなところが揉める原因なんでしょうかね。ちなみに大使館にもFBI駐在官が常駐しているそうなので、日本のアメリカ大使館にもいるらしいです。日本にFBIがいるって言われてもなんかピンときませんよね。
基本的には凶悪だったり悪質な犯罪者に対峙している組織という認識なんだけど、JFK暗殺事件の裏側で陰謀めいた噂はありますよね。
真相はいかに。

公式サイト
https://www.fbi.gov/

今回初めて公式サイトを見てみたんですが、『10 most wanted』って指名手配顔写真が出てきたりして、やっぱりただごとじゃない雰囲気ですよね。
IPとか閲覧記録がしっかり取られてるんだろうなあ。

CIA

CIAはCentral Intelligence Agencyの略で、日本語だと『中央情報局』。
アメリカ大統領直属の情報機関で外国での諜報活動を行います。

日本の公安、イギリスのMI6や、イスラエルのモサド、ロシアのKGBなんかと一緒でスパイ映画には絶対出てくる組織ですね。
暗殺とかクーデーター支援とかで国家を転覆させたり、アメリカの敵に対しては手段を問わないイメージ。
アメリカ国内の事件なのにCIAが動いてると、『なんでCIAが動いてるんだ?』みたいな感じでFBIの捜査官と揉めてるシーンとありますよね。

なんとなくトリリンガルが最低って感じで語学が堪能な人が多そう。

公式サイト
https://www.cia.gov/index.html

公式サイトにはなんとKID ZONEなんてものがあってパズルゲームとかがある。
スパイの英才教育してるのか。驚

ATF

ATFはBureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosivesの略で、日本語だと『アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局』。(長い!)
1972年に設立された司法省内にある法執行および取締機関。

麻薬とか爆発物、銃器なんかを扱うということで、ギャングなどの組織犯罪なんかが絡む映画やドラマではよく出てきますね。
最近よく名前を見かけるようになった気がするんですが、わりと新しめの組織なんですね。

公式サイト
https://www.atf.gov/

どのように火災が起きて火が拡がったかなんかを調査するための2年間の養成プログラムもあるみたい

NSA

NSAはNational Security Agencyの略で、日本語だと『アメリカ国家安全保障局』。
1952年に設立された国防総省内の諜報機関で本部はメリーランド州にある。

主にインターネット上の情報を扱っていて、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなんかと一緒にエシュロンという巨大通信傍受システムを運営しています。

エドワード・スノーデンが国民のプライバシーを侵害しているとして糾弾している矛先といっていいでしょう。
僕らの普段使っているインターネットやメールに内容はほぼ見られていると思ったほうが良いらしいですよ。
FBIやCIAの人が動き回っているのに比べると、内勤がほとんどで全然動かないんじゃないか思ってる。

公式サイト
www.nsa.gov

NSC

NSCはUnited States National Security Councilの略で、日本語だと『アメリカ合衆国国家安全保障会議』。
大統領と副大統領、国務長官、国防長官、CIA長官なんかが集まっていろんなことを決める会議らしい。
ここで決まったことが各組織に枝分かれして指示が出されていくのかな。

SEC

SECはSecurities and Exchange Commissionの略で、日本語だと『アメリカ証券取引委員会』。
連邦政府機関の機関で株式や公社債などの証券取引を監督・監視しています。
1934年に設立され本部はワシントンDCにあります。(NYじゃないのが意外だった)

経済や金融系の映画やドラマにはSECって結構出てきますよね。
これまで紹介した他の組織と比べると血のニオイはしない感じ。

FCC

FCCはFederal Communications Commissionの略で、日本語だと『連邦通信委員会』。
あまり馴染みのない組織ではありますが、政府の独立機関で実はこの組織が海外ドラマなどで不適切なシーンやセリフなどがないかを監視しているそうです。
個人的にはPTAの延長みたいなもんだと思ってる。

まとめ

いかがだったでしょうか。
アメリカにはいろんな組織があり、場面によって、それぞれの役割で複雑に絡み合ってくるんですね。

先日紹介した海外ドラマなんかにも結構出てきますので良かったら見てみてください。
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