2016年もあとわずか。
年末に向け、不要なものを処分していたのですが、半屋外で長いこと使っていたスチールラックをバラして処分しようとしたところ、ネジが錆びてて見事に回らない。しかも片側がネジ穴のないトラスネジみたいな形状であったため、家にある様々な工具を駆使して外そうとするも一向に外れません。
どうしたもんかと思いつつ、すでにネジザウルスの存在が脳裏に浮かんでいます。
ネジザウルスとは先端が特殊な形状になっていて、錆びたネジや、ナメてしまったネジを掴む時に威力を発揮するのがウリの工具です。幾度となくホームセンターで目にし、手にとっては、(今、買う必要ないか。)と棚に戻していた製品。
今試さなくていつ試すのよ?
今こそネジザウルスデビューの時でしょ。
工具好きの血が騒ぎ、ポチっと。
ずっと気になっていたネジザウルス
ネジザウルスにはいくつかの種類があり、僕が今回買ったのがこちらの『PZ-58』。
グリップ部分とか無駄にメカメカしてますよね。
一見普通のペンチと違いがわかりにくいですが
先端部分の特殊な形状がどんなものでしっかり掴める秘密なんだそうな。
ネジザウルスを実践投入
で、早速実践に投入します。
こちらがバラすのに苦戦していたスチールラック。
写真のように掴みつつ、裏側のメガネレンチを回すと、滑らずに回せる!
小さな先端の加工で保持力がこんなにも変わるのかと感動します。
数十本あるネジの内、いくつかのネジは錆びていて回せなかったのですが、ネジザウルスはキチンとネジの頭を掴んでくれていたため、ネジが折れて(切れて)外せました。おかげでスチールラックはバラせたので年内に処分できそう。
ネジザウルスの種類とそれぞれの違いを比較
ネジザウルスっていくつか種類があるんですが、その違いがわかりにくいんですよね。
製品名やパッケージ、グリップの色とかを用途別にもっとわかりやすく説明してくれればいいのに、何を買えばいいのかが直ぐに判断できませんした。
写真を見てもらえるとわかるように、PZ-60のみラジオペンチのような先の尖った形状なので、狭い場所では活躍しそうなものの、ネジ回すのにはそれほど効果を発揮しないのではないかと思います。PZ-56はプライヤーのような形状。PZ-57は先端が少しすぼまっています。
品名・型番 | 特徴 | 全長 |
---|---|---|
ネジザウルス PZ-55 | スタンダード | 150mm |
ネジザウルスXP PZ-56 | プライヤーっぽい形状。 | 175mm |
ネジザウルスM2 PZ-57 | 細かい作業に向いた小さめサイズ。先端が細くなってる。 | 120mm |
ネジザウルスGT PZ-58 | トラスネジ対応。スタンダードサイズ。万能っぽい。 | 160mm |
ネジザウルスRX PZ-59 | トラスネジ対応。大きめサイズ。 | 200mm |
ネジザウルスZ PZ-60 | ラジオペンチっぽい形状。 | 190mm |
サイズもそれぞれ少しずつ異なるのですが、30cm定規を想像すると全長からサイズ感がイメージしやすいのではないでしょうか。
ネジザウルはこれを買えばいい
ネジザウルスの種類や特徴を調べたうえで、僕なりの結論としてはPZ-58が一番万能だと思いますし、もし最初に買うのであればこれが間違いないと思います。その上で、もし小さいネジで使うことが多いのであればPZ-57、大きいネジで使うことが多いのであればPZ-59を比較検討すればよいのではないでしょうかね。
実際に使ってみた感想
数年来、気になっていたネジザウルスをとうとう試してみた感想として、やっぱり便利だと思いました。
手に入りにくいものでもないですし、値段もそこそこするので、必要になった時に初めて買えばいい気と思いますが、自動車やバイクなどをイジる人とか、DIYとか好きな人はどこかのタイミングで手に入れとくといつか役に立つ気がします。
普通のペンチやラジオペンチに毛が生えたようなものだと思っていたら大間違いですよ。1時間ほど格闘して外せなかった(うまく掴めなかった)ネジが数分ではずせましたからね。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでgappackerをフォローしよう!
Follow @gappacker