[映画] 実話を基にした金融街の乱痴気騒ぎ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2014年12月5日 gappacker
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金融街の成り上がり破滅ストーリー

ウォール街で成り上がったジョーダン・ベルフォートという人の回想録『ウォール街狂乱日記 – 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を原作に、マーティン・スコセッシ監督がディカプリオと組んだ作品です。

あらすじ

22歳で金融の世界に足を踏み入れたジョーダンは入社すぐにブラックマンデーを経験し、その後、巧みな話術を使い手数料の稼げる違法まがいのペニースタック(くず株)を売りまくる。モラルなき富への執着心は若くして証券会社を設立するまで至り、証券取引法違法にまで手を染めることになる。
ウォールストリートの片隅で酒池肉林にまみれ、成り上がった破天荒な男の話です。

ウルフ・オブ・ウォールストリートを見た感想

お金周りのいい場所にある『隙間』に入り込んだ強欲なカリスマが巻き起こす一大センセーションといった感じでしょうか。
お金=成功という単純な価値基準のみで生きるものにとって、お金をどのようにして得たか、どのように使うかということはどうでもよく、彼らにとってお金を持っている人はフォローすべき対象なんですね。そういう意味では、日本でも少し前によく露出していた某Y氏とそのフォロワーの関係をとりまく状況と、ジョーダンと仲間の関係は少し似ているのかもしれません。

主人公に対しては、お金を持っている(持っていた)という事実以外で特に羨ましいと思う要素はないのですが、だからといって無能な人がセンセーションを起こせる筈もなく、能力があることは確か。社会的なモラルとは別の次元で、欲に突き動かされるように生きるカリスマがいて、それに憧れ、ついていくフォロワー達がいるということでしょう。

こういう人達がメディアに紹介されたりして話題になると、必ずといっていいほど誰もが認めるほどの凡人ワナビーが湧いてきて、視界に入ってくるのが苦痛だったりしますよね。ディカプリオみたいな見た目の良い人が、悲壮感を微塵も出さずに演じてしまうのだから、また頭の弱い人が溢れ出てくるんじゃないかと思ってしまうのですが、どうなんでしょうね。

タイトルに「ウォールストリート」と入っていながらも、実際のウォール街の映像やNYSEなどが出て来ない辺りが、あくまでも彼らはウォール街の中心ではなく、外れにある『隙間』で大金を稼いで成り上がったことを物語っている気がします。いわゆるアイビーリーグから証券会社に行ったような人達が支配するウォールストリートではなく、きちんと線引きされているような気さえしました。

余談ですが、ディカプリオが薬でおかしくなっているシーンの演技力は演技とは思えないくらいの迫力ですね。オスカー穫ってなかったり、演技が気張り過ぎとか言われてたりするみたいですが、僕は素直にスゴい演技力だと思いました。

予告編はこちら

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