designclue運営PurpleCow株式会社の柴田さんに話を伺いました。

2013年6月10日
2016年7月6日
gappacker
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2013年6月9日、マネタイズ部にてPurpleCow株式会社の創業者でCEOの柴田憲佑さんに横浜のコワーキングスペース『タネマキ』にお越し頂き、お話を伺いました。

マネタイズ部 designclue

PurpleCow株式会社はグローバルに展開しているクラウドソーシング『designclue』を運営している会社で、ウェブ、ロゴ、アイコン、フライヤー、名刺などのデザインを世界のデザイナーに依頼することができます。

今回はマネタイズ部のイベントのため、designclueを立ち上げるまでの経緯、これまでとこれからの戦略、社内の体制、苦労した点など、幅広くお話いただきました。

designclue立ち上げまでのお話

柴田さんは元々アイスホッケーをやっていたそうで、カナダに留学していたこともあるそうです。
実家の家業を継ぐことと、アイスホッケーを続けたいとのことでアイスホッケーが出来て経営学部のある中央大学に進学、アイスホッケーに打ち込んでいたものの、怪我を機に起業家のゼミに入ったことが転機となり、ビジネスプランを考えたりコンテストに応募するなど、現在のパープルカウの創業に繋がったそうです。

柴田さんは起業するにあたり
・国という垣根を超える
・何かを一緒に想像する
・想像したものが価値を持つ
という3つの事を大事にしていたそうで、これは帰国子女であることも大きく影響しているそうです。

その上でマインドマップ × シックスハットという思考のフレームワークを用いてビジネスアイデアを固めていったそうです。

またβ版を作るまでのユーザーテストの話や、グローバルに展開するための機能面での工夫や、ユーザーの獲得などについても伺いました。
このあたりはブログでは書けないのですが、参考になる話が多数ありました。

柴田さんの話を聞いてみて

クラウドソーシングを行っている会社はdesignclue以外にもありますが、designclueが他社と比べて差別化できている点として、グローバル展開という要素があると思います。
平均賃金の低い海外に国際的な価格で仕事を発注するという部分に対して僕はフェアトレード的な側面があると感じていたのですが、スタンスへの質問があった時の回答として、『適した人材に仕事が届くのがクラウドソーシングだと思っている』という回答を聞いて納得できました。
最初から世界をボーダーレスに考えられているからこそ、クラウドソーシングをやるうえで自然とグローバルなところに行き着いたのだと思います。
そう考えると書籍『ワークシフト』で語られている来るべき未来への転換がゆっくりと確実に進んでいるのだということを実感します。

柴田さんの印象

柴田さんの印象ですが、話してみると柔らかい物腰と飾り気のない人柄で、すぐに周りを味方にしてしまいそうな魅力的な人でありながら、その一方で目的意識が明確であり、しっかりと決断を行うことができる人という印象を抱きました。

この目的意識が明確であるという部分に関しては、これまで来ていただいたCoffeeMeetingの山本さん、Coconalaの南さんからも強く感じられた部分です。

ブログには書かない話なども沢山していただき、ピザを食べながらの懇親会まで楽しく盛り上がりました。

最後にタネマキの冷蔵庫にサービスのステッカーを貼っていただきます。
designclueの柴田さんステッカー貼りの儀式
いい笑顔です。おかげさまで今回も素晴らしい会となりました。

次回のゲストは柴田さんにご紹介いただきます。
一体どなたなんでしょうか?

確定次第Twitterで告知しますので、もし良ければ僕のアカウントをフォローしてください。
@gappacker

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