SNSにおける違和感コメントの傾向を9つに分類してみた

2017年1月24日
2017年5月16日
gappacker
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今や可処分時間の大半を占有するSNSですが、FacebookやTwitterなどを眺めていると、時折、投稿に書かれたコメントに違和感を感じることってありませんか?

今回はそんな違和感を自分なりに分析し、9つに分類してみました。ちなみに違和感を感じるものだけなので、普通のほのぼのとしたやりとりには触れません。
あー、こんな人いるいる!と面白おかしく読んでもらえればと思います。

9つの違和感コメント分類

僕が違和感を覚えるコメントを下記の9つに分類しました。
名前に関してはもっと適切なものもありそうですが、思いつきで命名してみました。

  1. 未読推測思考展開型
  2. 論点把握能力欠如型
  3. 論点強奪置換型
  4. 論点方向音痴型
  5. 被害妄想型(悲壮&激怒)
  6. 先入観連想毒舌満喫型
  7. 曲解悪意付与煽動型
  8. 友愛交流型
  9. 新興宗教伝道師型

1. 未読推測思考展開型

書いてあることを読まずに、タイトルや雰囲気からこんなことが書いてあるだろうという推測を基に持論を展開するタイプ。他者の意見を検証したり、取り込むという経験が乏しく、書かれる持論も浅はかなものである傾向が強い。読んでないのに構って欲しいという、コメントされると結構面倒なタイプ。

2. 論点把握能力欠如型

書いてあることが何を言わんとしているのかを理解できないタイプ。的外れな答えを悪意なく書くため、場面によってはエンターテイナー的要素も持ち合わせる。ただし、論理的思考至上主義の人にとっては殺意を抱かせるくらいの『悪』である。

3. 論点強奪置換型

記事の論点は把握したものの、尊大な自我がその論点に従うことを許さない。元々の論点を無視して独自の見解を振りかざすため、話が散らかりがち。アウェイの地に乗り込んで、別の競技を始めるタイプ。コメントされたほうは、返答する前に論点のズレを整理する作業を求められるため、地味に負担となる。中身が無いわけではないこの手のタイプの人は、何かにコメントするよりも、自分で一から発信するほうが向いているようにも思える。

4. 論点方向音痴型

理解力はあり、論点は把握していたはずなのに、自分が何を主張しようとしてるのかがわからなくなり、迷子になってしまうタイプ。主張することがないのに、もっともらしいことを書こうとしがちな人にも多い。コメントされると何と書くべきか返答に困る。

5. 被害妄想型

自分宛ではないものに対し、自分に向けられたものと感じ、なぜか悲しんでいたり、怒っていたりと、過敏に反応してしまうタイプ。
面倒なので、関わりたくない存在ではあるが、残念なことに、彼らは当たり屋のように現れ、自分が負った被害を主張してくるのだ。どーしてくれるんですか。

6. 先入観連想毒舌満喫型

何が書かれているか、論点などはどうでもよい。キーワードから連想されるネガティヴワードを繰り出し、悦に入るタイプ。語彙力が低く、思考展開がワンパターンな傾向がある。ごく稀に理論武装しているように見えるケースがあるが、大抵の場合、弁の立つ著名人の言葉の受け売りで、自分の中から出てきた思考ではないため、アドリブが効かない。向き合っても建設的な議論になることはないので、スルー推奨。

7. 曲解悪意付与煽動型

書いてある事を、ただしく理解するつもりがないどころか、書いていない事が主張されているかのように喧伝し、同じように悪意を抱かせようと煽動するタイプ。炎上現場には必ずいる主に匿名アカウントで実社会ではあまり目立つ存在ではないようだ。ストレス社会の産物である気がする。

8. 友愛交流型

基本的に自我などないか、他人に見せるものではないと思っているかのように、当たり障りのないコメントしかしない。しかし、交流が大事だという彼らの信念からか、コメントの頻度は高い。
自ら情報を発信しない人の場合、何を考えているのかイマイチわからないが、場所とタイミングをわきまえている分には無害だと言える。しかし、度を越すと手動スパムと化すことも忘れてはいけない。

9. 新興宗教伝道師型

特定の教祖的な存在の人に従順で、誰よりも真っ先にコメントで同意する。毎回のように発言をシェアし、伝道師のように振る舞ったりもする。特別になれない自分をなんとか2番手に、といった必死さが伝わってくることが稀にあるが悪意はない。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ひとつやふたつは見覚えのあるタイプがいたんではないでしょうか。
被害妄想型の方が直接絡んでこないことを祈りつつ、コメント欄に読まずにコメントする人とかでたら面白いなと思ってしまったりします。

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