意義のある建設的な議論を行うために心がけるべき7つのこと

2017年1月27日 gappacker
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Photo credit: Nicolas Alejandro Street Photography / CC BY

僕は議論をする事が嫌いではありません。
というよりも、むしろ好きなほうだと思います。

議論をとおして、まだ知らないことを知るきっかけを得たり、見えていなかった点に気づかされたり、それまでの解釈と結論を改めさせられたりした時にはなんとも言えない充足感を得ることができます。

ちょっぴり、おニューになった自分の解釈と結論。
いいですよね。

議論好きな人は、新たな知見を得られそうな会話が行われている場面に立ち会うと、ついつ参加してみたくなると思うのですが、どうも『成立していない議論』も少なくなく、参加してみたものの何も得ることがないまま、徒労に終わったということもあるのではないでしょうか。
僕にもそんな経験があり、それは一度や二度ではありません。

ではなぜ議論がうまくいかないのか、意義のある建設的な議論を行ううえで必要なものとは何なのでしょうか。
議論の中で最低限求められると思うことについてまとめてみました。

建設的な議論を行ううえで必要な7つのこと

1. 論点を意識した議論ができること

論点のないものはただの雑談です。議論には共通のテーマがあり、議論慣れした人達による会話の中では、雑談から議論に発展しても自然と論点が定まっていくものです。そんな時に瞬時に論点を汲み取って議論できるのは気持ちがいいですし、明らかに論点が変わりそうな時は、自分から新たな論点を提示できるくらいのほうがスムーズに議論ができますよね。常に論点を意識して話すのは大事なことだと思います。

2. 自分の見解や主張が唯一の正解だと思いこんでないこと

答えを知っていると思い込んでいる人との議論ほど無駄なことはありません。彼らは『自分の無知にすら気づいていない』ため、異なる答えや、新たな価値観を受け入れる余地がなく、議論が進展しません。人は歳を重ねる毎に多くの知らない事に出会い、自らの無知を痛感します。無知を克服することが課題ともなっている知的欲求の高い人にとっては、その前提を満たしていない相手との議論は苦痛でしかないでしょう。

3. 自らの主張に根拠と自信を持っている

自らの見解や主張が答えだと思ってないと同時に、そこに至るまでの根拠と自信は持っていてもらわないと話になりません。もちろんテーマによっては明確な主張がなかったり、スタンスがハッキリしていないといった場面もあるでしょうが、基本的には自らの主張とその根拠を持っているべきです。これが欠けていると、受け身になってしまいがちで、議論する相手に新たな知見を与えることができずに建設的な議論には発展しません。

4. 相手の主張とその根拠を理解しようとすること

相手があっての議論なのですから、他者の主張とその根拠を理解しなければ議論することはできません。また、もしその人の主張が変わった場合には、それを受け入れたうえで議論を継続すべきです。論破したがる人の中には、過去の誤った発言などに縛られ、遡ってそれを非難することに終始する人がいます。弾劾裁判であれば話は別ですが、建設的な議論という意味では無意味でしかありません。

相手の主張や根拠が意味不明であれば、それを指摘すべきですし、もし相手の主張や根拠を理解するつもりがないのであれば、その人がしたいのは議論ではなくただの演説でしょう。他の人がその人の演説を聞きに来ているのであれば別ですが、そうでなければただの自己満足に過ぎません。

5. 論破することが目的ではないことを理解していること

議論の中で論破して得意になっていることほど、滑稽なことはありません。自らの主張と相手の主張を付き合わせた結果として、論破したようになってしまうことはありえますが、それは結果であり目的ではありません。

6. 自分の主張が変わる可能性を受け入れ、それを敗北だとは思わないこと

素晴らしい建設的な議論を行なった後は、自分の意見や主張になんらかのアップデートがあって然るべきです。たとえ自分の意見や主張が正反対に覆ることになったとしても、それは敗北ではありません。議論によって洗礼され、より強固になった主張を手に入れたのです。

7. 感情と主張を切り分けられること

時として感情的になることは大事ですし、それを否定する気はありません。しかし、感情によって主張がころころ変わってしまうのだとすればそれは考えものですし、感情的になって暴言を吐くなどというのはとても恥ずかしいことです。勝負事でもないのに勝手に敗北宣言しているようなものです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
議論し慣れている人にはきっと伝わったんではないかと期待しています。

(この人は議論したいのかな?)と思って相手にすると、まともに議論にならない人は結構います。そんな人は、ここであげた7つのポイントのどれかが欠けていることがほとんどです。今回紹介した7つのポイントは、僕が実際に無駄とも思える議論に時間を使ってきたうえで至った今の僕なりの解釈と結論なので、それなりに自信は持っていますが、今後変わっていくかもしれません。これを踏まえてなんらかのテーマについて議論できる人がいたらぜひ議論しましょう。

この記事を楽しんでくれた人にはこちらも読んで欲しいです。

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