僕が宇都宮までヒッチハイクで行くことになったワケ

2014年6月7日
2016年12月30日
gappacker
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全てはiPhoneのUSBが抜けていたせい

先日、iPhoneの目覚ましをかけてあったのですが、USBが抜けていたため、iPhoneのバッテリーが0%、目覚ましも機能せず、完璧な寝坊をしました。

その日はイベントに参加するため、都内に向かわなければなりません。
個人的には苦しい環境にあっても生き抜いていける心構えが必要だと思っているのですが、現代人たるものiPhone充電なしは心もとない。電車内でMacBook AirからiPhoneを充電しながら、メールやらFBメッセージやらをやりとりしていました。
で、駅について、Macを閉じ、電車に降りて(あ、スケボー)と思ったものの、時すでに遅し。
スケボーは湘南新宿ラインに乗ったまま行ってしまいました。

ちなみにですが、僕のスケボーはこんな感じです。
人気のミニクルーザーBanana Boardを買ってみた。
ミニクルーザーBanana Boardを買ってから変更した点
ミニクルーザーBananaBoardを5ヶ月間乗って1番いいと思う理由

既にイベントには遅刻してるんですが、仕方ありません。
駅で、スケボーを忘れたこと、乗っていた電車と車両を届け出ます。
急げば新宿とか池袋辺りで回収されんじゃないのという淡い希望もむなしく、駅員さんはかなりのスローモード。
嫌なら忘れ物しなければいいんですよ。というセリフを体現するかのようなスピード感。
イベントには遅刻していたけど、これは腹を据えるしかない。

緩やかな進行のなか、案の定、途中でピックアップしてくれる可能性があるとの説明をうける。
(でしょ?)
そう言って他の駅に電話してるようだけど、全然出ない。
他の駅に電話しても出ない。

駅『なんかわかったら電話しますので』
珍『もし出れなかったらどうすればいいですか?』
駅『発信専用なのでここにかけてください。』
と紙を渡される。

移動してると、15分くらいしてから電話がかかってきた。
駅『電車にはなかったみたいなので、誰かが届け出てくれるかもしれませんね。』
珍『え、なかったんですか?』
(持ってかれたか?)
駅『また後になって出てくるかもしれないんで、後ほどかけ直してみてください。』
珍『はぁ。。(落胆)』

この日のイベントは遅刻しつつも、面白い話が聞けたり、人生初のLTをして来たりとなんとか気分を盛り返しました。
人生初のLT (ライトニングトーク)をしてみた
このイベントの休憩中など、時間をおいて何回か電話したけど、届いていないとの解答。
渋谷あたりで若い子が見つけて持ってっちゃったかなー。とTwitterで呼びかけてみる。
最悪見つからないことを覚悟しつつ帰宅。

JRの朝は早い

翌朝、7時にJRから電話で起こされる。(はやっ)
なんでもスケボーが湘南新宿ラインの終点駅である宇都宮駅で確保されたとのこと。

(てか、やっぱり電車内にあったんじゃねーか。)
寝ぼけなからもツッコミが出そうになる衝動を抑えながら耳を傾ける。
駅『明日の夜20時までに取りに来て下さい。』
珍『それ過ぎるとどうなるんですか?』
駅『警察の扱いになりますので、場所が変わります。』

うん、警察はないな。
善良な市民だけど、できれば絡みたくねぇ。

珍『届けてもらうみたいなことは出来ないんですか?』
駅『ものによっては配送も可能な場合がありますが、本人確認ができないため難しいです。』

翌日の20時までに宇都宮に行くことは確定。
(意外と保管期間が短いな。)
(保管期間が長いと駅が忘れ物で溢れちゃうのか)
(そもそも忘れ物ってどれくらいあるものなんだろう?)
とか、フワフワした思考未満のものに包まれつつ、再びスリープモードに入る前にiPhoneで乗換案内を起動。。。

片道3時間、3000円

???

遠くね?
てか、高くね?

なんでスケボー忘れたのよ、この大馬鹿野郎!
突如勃発した脳内紛争をすみやかに処理してから、二度寝。
この日の遊びのポーカーのイベントにも遅刻しました。
(※JRの電話で目覚まし解除してました。)

イベント後、ふと思った。

日頃の勉強の甲斐があってか、ポーカーではなんとか勝てた。
ホールデム
迎えを待っているスケボーのことを考えないように、ゲームに入りこめたのが勝因だと思われます。やはり懸念事がある時にポーカーは勝てない気がする。というよりも、勝つためにかかる負荷が大きくなるだろうと思いますね。

夜19時前にポーカーイベントをやっていた茅場町のコワーキングスペースCo-Edoを出る。

実は、大宮のコワーキングスペース『7F』(通称:星野リゾート)に行ってきたよ。で紹介した大宮の帝王に、「ヒッチハイクで行けばいいじゃないですか?」とそそのかされていて、それもアリかなーと思っていたのですが、翌日のことを考えたら、都内から鎌倉に帰って1時間、翌日また3時間かけて宇都宮に行くのが妙にバカらしく思えてきました。

(このまま行くか?)

iPhoneで地図とルートを確認する。
先日、ヒッチハイクで訪れた東北地方に比べると、地図の上に表示されている宇都宮の文字はとても近所に感じてしまう。
一度訪れると自分の中での距離感が変わるのは、なんとも不思議なものである。

地図を眺めながら、いつも通りストーリーを考える。
大まかなルートと、近隣にある一定の知名度の場所を確認し、イメージする。
中でも中継地点の位置関係と距離感を予め知っておく事はリカバリープランを思いつきやすくなるためにとても大切な作業になる。ヒッチハイクとは思いつきと戦略が同時に求められるものなのだ。

うまく東北道に乗る車を捕まえられれば、宇都宮はあっという間だが、乗るためには少し遠回りをすることになる。
高速道路を上手く活用することにより、長距離の移動は楽になるが、中短距離においては裏目に出る事もある。
乗るのは簡単だけど、うまく降りるのが難しく、微調整がしにくいのだ。

今回は高速道路はナシで、した道で行くことにする。
近くの昭和通りから北上すれば、4号線でそのまま宇都宮まで辿り着く。
運がよく、すぐに車を拾えれば3時間くらいで着けるかもしれない。

そして僕は泊まりの用意もしていないが、日帰り旅行感覚でヒッチハイクで宇都宮に行くことにした。

続く
ヒッチハイクでいざ宇都宮へ! vol.1埼玉の壁は厚かった。

ヒッチハイクマニュアル

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