入学や入社に伴い、地方から都会に上京して来た方も、随分と新生活に慣れてきた頃ではないでしょうか?
新しい土地で知り合いも増え出した時に、どこからかやって来て、誘われるのがネットワークビジネスだと思います。
その勧誘はある時は甘く、ある時はフランクに、そしてある時は脅迫めいていたりすることもあるようです。
こないだもスタバでコーヒー飲んでたら、隣からそれっぽい話が聞こえてきました。
ジャンルとしては”チャラ男”と括られるであろう男が一生懸命頭良さそうな話と夢を語っていたので、参戦しようかという欲求を抑えながらも席を後にしました。
あのまま座っていたら、気になって最後まで聞いてしまいそうだったからです。(笑)
以前、ネットワークビジネスを始める前に考えて欲しいことという記事を書いたのですが、意外とこの記事がよく読まれてるんですよね。
新天地で出会い、少し仲良くなった人に誘われたり、勧誘されたりする事が増える時期なのかもしれません。
ネットワークビジネス(MLM)は違法ではないですし、倫理観や道徳観、人生観によるところが多い気がするので、全否定するつもりはありません。
ただ、相当数の嫌がる人もいるので、始めるとしてもその前に概要を知っておいたほうがいいと思うんですよ。
親友だったらそんな事で離れたりはしないと思いますが、親友になる前に離れてしまったらどうしようもありません。
上京したての人に気をつけて欲しいこと
- 都会に来たからってそんなにおいしい話が転がってるとは思わない事。
- 最近知り合った人がデカい夢を語りだし、そのうえで貴方の夢を聞いてきたら要注意。
- 飲み会と称して参加したイベントで自分の知らない共通の話題で持ちきりだったら要注意。
- 日本には未上陸とか、まだ普及してないからチャンスとかにも注意
有名どころだと、アムウェイ、ニューウェイズ、ニュースキンなどですね。
他にもあると思いますが最近は化粧品関係のものが多いようです。
僕はフリーランスの方で美容関係とか化粧品を扱ってるとか聞くと「!?」ってなりますね。
どんな人なのか探りながらも距離を置きたくなります。(もちろんネットワークビジネス関係じゃない人もいますが。)
人間性に問題がなくても距離を置きたくなる理由は、ネットワークビジネスというもの自体の仕組みにあります。
ネットワーカーとの距離を置きたくなるネットワークビジネスの仕組み
ネットワークビジネスは個々人の持つネットワークを最大限活用し、口コミでサービスを広めるビジネスの仕組みです。企業からすれば広告費を投下することなく、サービスを広めた個人に報酬を与えることで、広告費の軽減と、サービスや商品の拡散というメリットがあるわけです。(※ブランディングは難しいと思います。)
ビジネスを広める人間のモチベーションを高く保つために、ほとんどのネットワークビジネスに会員間の親子関係があり、子会員のあげた利益に応じて親会員も報酬を得ることができるシステムがあります。そしてそのために、会員は売り上げを沢山あげてくれる優秀な子会員を増やそうとします。
しかし、これらのビジネスに手を出す人間は純粋な人間か、食うか食われるかのギラギラした人と相場は決まっています。
自分の知り合いが誰かの子会員になってしまってからでは遅い。ビジネスチャンスを逃す前になんとか自分の子会員にしたい。
そうなると自然と強引な勧誘に走ってしまう輩も多いようです。先行者利益があるのだから当然といえば当然なのかもしれません。
ですから彼らは新しく入り込める余地のある場所を常に探しているんですね。
例えその人の人間性に問題がなくても、自分の付き合いのある人の輪の中に入れた時に、それを活用しかねないっていうのがあります。
まぁ、買う側もわかって買っているなら言う事はないですが、世の中には押しに弱く、知り合いにお願いされるとなかなか断れない人ってのはいるものです。
そんな訳で僕はネットワーカーには近づかない、近づかさせないようにしているのですが、こう考えてる人が少数かというとそうではないでしょう。
もし、誘われた時は、そんなことも考えた上でやるかやらないかを判断してくださいね。
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