周辺環境の音量を測定『Dr.Meter 騒音計MS10』レビュー

2016年9月6日
2017年5月16日
gappacker
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騒音計MS10本体
これまでこのブログでレビューしてきたものとはちょっと毛色の違う騒音計なるものを提供していただきました。

騒音計なんか必要あるか?と思いつつ、もともとDIYとか工具とか大好きですからね。
なんとなくブログの幅も広がりそうな予感がしたのでレビューしてみます。

というわけで写真を交えながら製品を見ていきましょう。

製品レビュー

こちらがパッケージ。
騒音計MS10パッケージ

裏面の電池ボックスを開いたところ。
最近あまり見ることのなくなった四角い9V電池です。
MS10裏面の電池ボックス

先っちょのマイク部分には風切り音なんかを防ぐためのウィンドスクリーンがついてます。
これは簡単にハズレてしまうので、外で落とさないように注意しましょう。僕は公園で騒音計をポケットから出した時、先っちょがはずれて転がっていきました。
騒音計MS10ウィンドスクリーン

裏面の電池ボックスの上には三脚などを取り付けるためのネジ穴があります。
シリアル番号的なものはいちおうボカシておきました。
騒音計MS10裏面

三脚にとりつけて位置を変えずに定点測定することも可能ですね。
騒音計MS10を三脚に装着

MAX/MINボタンを押すと、ディスプレイには”MAX”と表示され、計測中の最大値が表示されます。
騒音計MS10 MAX

MAX/MINボタンをもう一度押すと、ディスプレイには”MIN”と表示され、計測中の最小値が表示されます。
騒音計MS10 MIN

HOLDボタンを押すとその瞬間の数値が表示されたままとなり、ディスプレイに”HOLD”という文字が表示されます。
一定時間ごとに測定した数値を読み取る時なんかに使うようです。
騒音計MS10 HOLD

製品スペック

ところどころスペックの意味がよくわからないのですが、英語で書かれていたスペックを騒音計の情報サイトなどと照らし合わせながら日本語にしてみました。

規格 IEC 651 Type2
ANSI S1.4 Type2
測定範囲 31.5Hz〜8000kHz
測定レンジ 30dB-130dB
周波数重み特性 A/C
マイク 1/2インチ エレクトレットコンデンサマイク
キャリブレーション 内蔵オシレーターによる電気校正
ディスプレイ LCD
表示 4桁
解像度 0.1dB
Display Up data 0.5秒
Time Weighting FAST (125ミリ秒),SLOW (1秒)

実際に使用してみた感想

製品レビューのために神奈川県の厚木基地のほうまで行ったのに結局いいタイミングで測定できませんでした。(泣)
なんとなく家の中や、近所で音を測定してみてるんですが、普段気にしない音の大きさを測り、音という見えないモノを可視化するってるのってなかなかおもしろいもんですね。

操作については電源ボタンを入れてもボタンが3つしかないので、難しいこともありません。

精度についてはよくわからないのですが、実際に音の大きなものに近づいたりするとリアルタイムで数値が上がっていくので普通の人が周辺の音の大きさを判断するくらいの目的であれば全く問題はなさそうです。

周囲の騒音問題とか、研究とかに使うといいかもしれませんね。

電池があまり使うことのない積層乾電池と呼ばれる9Vの角形電池なので、これが単3電池2本とかだったらもっと使いやすいんですけどね。

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