やはり偽物だった
先日、Amazonで英語版のボードゲームを購入したところ中国語の怪しい商品が届いたという記事を書きました。
/does-amazon-sell-copy-product/
ボードゲームを愛する方々を始めとしていろいろな反応をいただいたのですが、神戸のTRICKPLAYというボードゲーム屋さんの店長(@Seeker_er)さんより下記のような返答をいただきました。
@sounio120 @gappacker 一応、海賊版ではなさそうですね。。。多分。
— TRICKPLAY9/27-17ゲーム会 (@Seeker_er) 2014, 9月 23
え、そうなのか?
何か情報を知っているかと思い、早速質問してみます。
@Seeker_er それは中国版が公式に発売されているということですか?
— Sosuke (@GapPacker) 2014, 9月 23
すると、下記の返答をいただきました。
@GapPacker BGGで調べると、写真と同じ題名で中国語版が出ているようでした。ただ、今回のものが本当にライセンス生産されたものかどうかは定かではないですが。
— TRICKPLAY9/27-17ゲーム会 (@Seeker_er) 2014, 9月 23
さっそくBGG(Board Game Geek)をチェックしてみます。
Love Letter | Board Game | BoardGameGeek
なるほど、Alternate Namesに中国語の記載があります。
海外版を販売しているAEGのサイトもチェックしてみますが、中国語バージョンを販売しているような情報は見つけられませんでした。
Love Letter – Tempest
うーん、どうなんだろう。
と思って、よくよく考えたら作者のカナイセイジさんてtwitterやってるんじゃないかと思い調べてみたら、いらっしゃいました。
カナイ セイジ(KanaiSeiji)さん | Twitter
作者本人がライセンスについて把握していないことはないと思うので、思い切って直接聞いてみることにしました。
@KanaiSeiji 突然すいません。先日Amazonでラブレターの英語版を購入したところ、中国語のものが届きました。印刷などの品質が悪いように感じたのですが、中国でも正しいライセンスのもと販売されているという事実はありますでしょうか?
— Sosuke (@GapPacker) 2014, 9月 23
すると、カナイセイジさん本人より返答をいただきました。
@GapPacker お問い合わせありがとうございます。中国語に関しましては、Ruika(上海)より中文版、SwanPanAsia(台湾)より繁体中文版が発行されております(両者ともAEGのサブライセンスとなります)。よろしくお願い致します。
— カナイ セイジ (@KanaiSeiji) 2014, 9月 23
なるほど、中国語版は出ているんですね。
そしてさらに、下記の返信が。
@GapPacker 連続でのレスポンス失礼致します。ブログ記事拝見いたしました。大変残念ですが、そちらに届いたのは正式なライセンス版ではありません。当方がサンプルとして所蔵している中文版とは全く異なるものです。
— カナイ セイジ (@KanaiSeiji) 2014, 9月 23
うぉー、やっぱりパチもんじゃねーか。
@KanaiSeiji 丁寧なお返事ありがとうございます。やはり、海賊版のようですね。販売会社とみられるような記載がなかったため、かなり疑っていました。Amazonからの返答や進展がありましたら、ご報告させていただきます。ありがとうございました。
— Sosuke (@GapPacker) 2014, 9月 24
正式なライセンス品ではないことが作者本人の返答により、判明したわけですがAmazonからの返答はありません。
今月のボードゲーム会には間に合いそうもないですね。残念。
また何か進展があり次第、報告したいと思います。
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