illustration by Adrian Knott
青年2人による文無しサーフトリップ
2人の若いサーファーであるサイラス・サットンとライアン・バーチは竹に自転車のタイヤを取り付けた自作リヤカーに、サーフボードと最低限の生活道具を積んで、南カリフォルニアの沿岸部を徒歩とスケボーで下る8日間のサーフトリップに出かける。
海をベースに生まれ育って来た彼らが、道中いろいろな人の温かさに支えられ、サーフィンに軸足を置くライフスタイルを貫いてきた超個性的な人々と交流するなかで、やりたいことや、それにともなう経済的な側面などについて、様々なことを感じ、それを同じような人達にそのまま提示している感じのドキュメンタリー映画。
ティザームービー
映画を観た感想
サーフトリップだからなのか、サーフィンにどっぷり浸かっている人々にある自然から感じる感覚的なものによるものかはわからないけど、強いメッセージ性があるかというと、そんなことはない。伝わってくるのはサーフィンを心から楽しんでいて、大事にしているということ。
自然の生み出す波を乗りこなすように、困難や試練のようなものも、乗りこなすのは自分だという思想があるのかもしれない。旅をしながらも、ボードを試したりと、しっかりサーフィンを楽しんだりしているところが心地よい。
サーファーなら絶対に見ていて欲しい映画、というか持っていて欲しいくらいの作品として、プロサーファーが誕生したころのドキュメンタリー映画『BUSTIN’ DOWN THE DOOR』があります。
過去に時代を作って来た人達がいて、それがライフスタイルの一部になっている若者達が当たり前のようにいる。
こういうスタイルの旅をしてる日本人はまだ会ったことないけど、種子島に行けばいるのだろうか。
旅に出たくなるなぁ。
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