[映画] ビジネスマン的クライムサスペンス『レイヤー・ケーキ』

2015年9月30日
2017年5月16日
gappacker
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
layercake

ダニエル・クレイグ

キングスマンが好評のマシュー・ボーン監督作品。
マシューボーンは『キック・アス』の監督でもありますが、この作品はそんなにアクションはありません。
何年も前に観た作品なんだけど、改めて観直してみました。

あらすじ

麻薬ディーラーの(ダニエル・クレイグ)は自らの定めた厳格なルールに従い、若くして引退すると決めていたが、そんな時にボスから裏社会の大物の薬物中毒になった娘を探すように依頼を受ける。さらに出元のやばい合成麻薬の取引をする羽目になり、状況は二転三転していく。。

予告編はこちら

映画を見た感想

久しぶりに見たけど面白かったです。

主人公は黒社会にはいるけれどロマンとか見栄とかとりも、最終的に勝負事で勝つような合理的な性格。
自らの経験からルールをさだめ、それに従って生きている。

1. 常に少人数で動け
2. 決して目立つな
3. 欲張り過ぎるな
4. 敵を知り、尊重しろ。法律をバカにする奴は、本当のバカだけだ
5. 取引は紹介された人物だけとしろ
6. 末端のユーザーは避けろ。必ず問題が起こる
7. 何より避けるべきは、目立ちたがりのえせギャングだ
8. 正当に稼げ
9. 供給者に金をちゃんと払え
10. 計画を立て、それに従え
11. 好調なうちに引退しろ。

ところがボスの指示により、自分のルールから外れなくてはいけなくなってしまい、ゴタゴタに巻き込まれていく。
クライムサスペンスっていうジャンルは、しばしばオチが予想できてしまったり、話をこねくり回しすぎて意味がわからなくなってしまったり、グロテスクなほうへ行ってしまったりして破綻することが多いんだけど、そういう意味ではこの映画は脚本といい、テンポといいバランスよくできている。
クライムサスペンス系の娯楽映画としては結構いい線行ってる気がします。

何年も前に見たんですが、ストーリーを全然覚えてなかったです。
当時はダニエル・クレイグのことも全然知らなかったんですが、007シリーズを見てからだと、ちょっと感じ方が違いますね。
007で演じているほどタフではないけれど、やはりシブい。
そして、いつもスーツの着こなしが似合っていて、カッコいい。
なんでこの人、こんなに色気があるんだろう。

クライムサスペンス好きでまだ観てないなら観てもいいんじゃないでしょうか。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでgappackerをフォローしよう!

 この記事のタイトルとURLをコピーする