ジブン手帳に適したペンはどれだ!10本のペンを書き比べてみたよ

2016年12月7日
2017年5月16日
gappacker
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先日の記事でも書いたとおり、文房具屋で偶然手にした手帳『ジブン手帳』に一目惚れし、手帳ライフを始めてみました。
その辺の話はこの記事を御覧ください。

ペンを大人買いしてテストしてみた

ジブン手帳はいろいろと書き込む欄が多く、どうせなら書きやすく見やすいペンを使いたいと思ったので、いろいろなペンを購入して試してみました。

ペン選考の際に気をつけたこと

ペンを購入するにあたり闇雲に購入してもキリがないので、下記の点に配慮してピックアップしていきました。

裏うつりしなさそうなゲルインキ系をメインに

僕はステッドラーのピグメントライナーというペンが好きで、それもよく使うのですが、LIFEに最初に書き込んだ時に裏うつりしてしまっていたので、買うのは裏うつりのしにくそうなゲルインキ系のペンだけにしました。

実は後から気づいたのですが、ジブン手帳に使われている紙は2種類あります。
DIARYとIDEAには、軽くて薄くて裏うつりしにくいと言われている「トモエリバー(手帳用)」という紙を、LIFEには滑らかに書けて長期保存に適したコクヨ独自紙「MIO PAPER」を使っているそうです。

文字サイズを小さくしても見えやすいようにペン先の細いもの

僕は普段はドット方眼のノートを愛用しているのですが、ボールペンを使うとときはもっぱら0.5mmか0.7mmを使用しています。
ジブン手帳は書き込む要素も多いですし、方眼のサイズは3mmと全体的にギュッっと詰まっています。そのため、どうしても文字のサイズを少し小さめにする必要性がでてきます。試しに見本で書かれているような小さな文字を0.5mm以上のペンで書くと、文字が潰れ気味になってしまいますし、文字サイズを少し大きめにすると余白がなくなってインクの乗った部分の面積が多い、いわゆる『真っ黒』な状態で視認性が落ちてしまいます。そんなわけで購入するペンはなるべく細めの0.4前後のものを基準に選びました。

インクの色

個人的にメインとして使うペンの色は黒よりもブルーブラックが好みです。
手帳に限ったことではないですが、ノートに元から印刷されている文字や枠線などは黒またはグレーであることが多く、そこに自分の書いた文字が黒だとノートに同化してしまうことで、書いている内容がボヤけるような感覚があります。
かと言って明るすぎたりすると浮いてしまうため、ブルーブラックがあるものはブルーブラックを優先しました。

試したペン。(ゲルインキ&油性)

今回、新たに購入し、試したペンは下記の10本。
正直ぱっと見ただけでは違いがよくわからなかったので、今現在、主流っぽい手頃な価格のものを選んでみました。
他にも家にあった別のペンなんかも10本ほど試したんだけど、現在進行系で同じ製品が売っているか怪しいのと、保存状態や購入時期などにによる条件の違いが結果に反映されてしまっても良くないので、それらは除外しておきました。

試し書き一覧

ペンに書かれている製品名をそのまま書いてみました。(字が汚いのはスルーで。)
一部の製品はデザインが異なるのに同じ製品名だったりしたので、公式サイトにある正式だと思われる製品名を/の後に入れたリストを下にまとめておきました。
10本のペンを比較

  • ZEBRA Surari 05 / スラリ エアーフィットグリップ0.5 黒
  • ZEBRA SARASA dry 04 / サラサドライ0.4 黒
  • ZEEBRA SARASA CLIP 04 / サラサクリップ0.4 ブルーブラック
  • uni JETSTREAM 0.38 / ジェットストリーム スタンダード 0.38mm  黒
  • uni-ball Signo RT 0.38 / ユニボール シグノ RT 0.38mm ブルーブラック
  • uni STYLE+FIT / スタイルフィット ゲルインクボールペン ノック式(リフィル入) 0.38mm ブルーブラック
  • uni-ball Signo 0.38 / ユニボール シグノ 極細 0.38mm ブラウンブラック
  • uni-ball Signo 0.38 / ユニボール シグノ 307 0.38mm 黒
  • PIROT Juice up 03 / ジュース アップ 03(激細) ブルーブラック
  • PIROT Juice .38 / ジュース 超極細0.38mm ブルーブラック

裏うつりの状況

どのペンも裏うつりは対して変わりませんでした。
裏うつりの状態

ただし、一番最初につかったペンはガッツリ裏うつりしたので、トモエリバーという紙質のうえでゲルインキ系のペンを使用した場合は裏うつりはそんなに気にならないって感じではないかと思います。

それぞれのペンの感想

スラリ エアーフィットグリップ0.5 黒

0.5mmなのに細い線が滑らかに引ける。かき心地は悪くない。
そのかわり一番乾くのが遅い感じがして、手で軽く文字をなぞったらボヤけてしまった。
スラリ エアーフィットグリップ0.5 黒

サラサドライ0.4 黒

かき心地は悪くないが0.4mmなのに0.5mm並に線が太いのが気になる。
あと、好みのブルーブラックがないっぽい。
サラサドライ0.4 黒

サラサクリップ0.4 ブルーブラック

滑らかな書き心地で線の太さや色も丁度いい。
手にとった時のグリップの感触もいいし、今回一番自分の求めていたものにイメージが近そう。
サラサクリップ0.4 ブルーブラック

ジェットストリーム スタンダード 0.38mm  黒

書き心地はいいが線に力強さが感じられない。
ブルーブラックがないし、他の色も好みのものがない。
ジェットストリーム スタンダード 0.38mm  黒

ユニボール シグノ RT 0.38mm ブルーブラック

書き心地はなかなかいい感じ。
サラサクリップと似てる。
ユニボール シグノ RT 0.38mm ブルーブラック

スタイルフィット ゲルインクボールペン ノック式(リフィル入) 0.38mm ブルーブラック

なんとなく女子っぽいのと握った時のグリップ感が弱いので書きにくい。
スタイルフィット ゲルインクボールペン ノック式(リフィル入) 0.38mm

ユニボール シグノ 極細 0.38mm ブラウンブラック

このペンは同シリーズが結構長いこと売ってる気がする。
書き心地はいいし、色のバリエーションも好きなんだけどキャップ式なのが嫌。
ユニボール シグノ 307 0.38mm 黒

ユニボール シグノ 307 0.38mm 黒

書き心地は滑らか。
外装の色とインクの色の選択肢が少ない。
ユニボール シグノ 307 0.38mm 黒

ジュース アップ 03(激細) ブルーブラック

書き心地やスタイルなど全体的なバランスは好きなんだけど、0.3は流石に細すぎると感じた、
04買えば結構いいかもしれない。
ジュース アップ 03(激細) ブルーブラック

ジュース 超極細0.38mm ブルーブラック

書き心地もいいし、手に取った感じも悪くなくてこれも結構良さそう。
ジュース 超極細0.38mm ブルーブラック

実際にいろいろなペンを試して感じたこと

いろいろ使ってみて思ったのは、やっぱりペン先の細さは0.4mmくらいが丁度良さそうだなということ。あとやっぱりインクの色は元から好きな色があったほうがいいですよね。

最終的に選んだペンはこれ

いろいろ書き比べた結果、僕が最終的にいいと思ったのが下記の3本です。

サラサクリップ0.4mm ブルーブラック

パイロット Juice 0.38

uni-ball Signo RT

メーカーは異なるものの傾向は同じなので、多分これが求めていたものなんだろうなと思います。
今のところはサラサクリップの0.4mmが一番気に入ってるのですが、他のも使って、メーカー毎の違いを確認していければいいかなと思ってます。

お出かけ用の手帳だったらペンもお出かけ用になってたかもしれませんが、完全自宅用なのでお出かけ用1本以下の値段で安く収まりました。
このまま気に入ったらダース買いとかするかもしれませんね。

何かオススメのペンとかあればtwitterなんかで教えてもらえるとうれしいです。
というわけで『ジブン手帳にあうペンを探すため、ペンを大人買いして書き比べてみました。』でした。

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