渋谷のコワーキングスペースで行われた「co-baでコーヒーミーティング!」に参加してきた。

2012年6月15日
2015年12月11日
gappacker
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先日13日(水)渋谷のコワーキングスペースのco-ba libraryで行われたコーヒーミーティングのイベント
「co-baでコーヒーミーティング!」に参加してきました。

今回のイベントはいつものコーヒーミーティングとはちょっと趣旨が異なり、各自オススメの本を持ち寄り、それを薦めあったり、チーム分けして1冊の本を選び、それを各チームごとにプレゼンしてから、みんなが一番読みたい本を決めるという企画です。トリッキーなイベント考えてきますねー。

会場はこんな感じ。

自分のオススメの本を持っていくということだったんですが、何しろ初のイベントなので勝手がわからない。
自称「そこそこ読書家」の僕ですが、堅い本持ってってシラケるのは嫌。
かといってありきたりな本持っていくのも嫌。

で、なんとなく3冊の本を持っていきました。
空気読もうかと。

ズルい?

いや、意外と複数冊持ってきてた人いましたよ。

というわけで、イベントの内容は公式ブログに任せ、ここでは自分が持っていった本を紹介したいと思います。

3冊ともそれなりの年月をかけ、本棚のスペースを守りきってきた強者達です。
何度も読み返したい、そして読み返す度に発見がありそうな本です。

『自由論』 著者:ミル

これはタイトルからして一見難しそうに感じますが、人類における普遍的なテーマのひとつとも言える「自由」そして、そこから発展して「個人」と「社会」の関わり方や「政治」、「教育」、「権利」など様々な事柄をわかりやすく解き明かしている感じの本です。
哲学や思想とかいったカタそうなものを、やさしーく解きほぐしていくような本ですね。
著者のミルは19世紀のイギリスの思想家なのですが、今読んでも色褪せない高次元の推察や分析、提言などが豊富に詰まっているコスパの高い本です。この人にかかると複雑な事柄も、消化しやすく優しい言葉に分解してくれます。
文庫本にこれだけの価値を詰め込んでこられると、自転車操業出版社の資金繰りのために出されるような本にお金かけるのは無駄だよなーと改めて思ってしまいますよね。(^^;

宇宙船地球号操縦マニュアル 著者:バックミンスター フラー

タイトルからも想像できるように、超俯瞰的な視点で地球、そしてそこで生きる生命やその歴史を捉えている本です。
この本はなんの本なのかって説明するのがとても難しいんですよね。
上で紹介した「自由論」が「個」を追求した上で真理に到達しようとしているのに対して、こちらは「全知全能の神」的な視点で書かれてると言うかなんというか。。
まぁ、理解しているようで理解できていない感じもするんだけども、同時に面白さを感じるというややこしい本です。(笑)
こんな天才の書いたものを批評してるような感じになっている時点で冷や汗ものですが、まぁ気楽に手に取ってもらいたい本ですね。

大事なのは今のあなたじゃない。この先、どのくらい上を目指そうと思っているかだ。 著者:ポール・アーデン

イギリスのクリエイティブディレクターの金言集とでもいうのでしょうか。
パラパラめくってるとその時の自分にあわせて刺さる文章が飛び込んでくる感じの本です。
本棚に置いておき、時折ページをめくりながら色々考えたりしてます。
カタすぎず、柔らかすぎず、考えるきっかけになりそうな、為になることが書いてある。
そんな本です。読むと言うよりつまむ感じでしょうか。

以上、僕がイベントにお持ちした3冊でした。
いかがでしたでしょうか。読んでみたい本はありましたか。
少なくても年間100冊は本を読んでると思う自称「そこそこ読書家」の僕がオススメする本ですので、気になった方はぜひ読んでもらえたらと思います。

今回のコーヒーミーティングのイベントは、今後いろんなことが出来るじゃないかって思わせるイベントでもありました。
次は「映画でコーヒーミーティング」なんかもありかもしれませんね。

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