[書評] ユーザー・インターフェースの見本帳みたいな本『UIデザインの教科書』

2014年7月1日
2017年5月16日
gappacker
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UIデザインの教科書

UIデザインを包括的に見直す本

Web関係の人や、デザインとかに携わっている人は知っている基本的なことですが、UI(ユーザーインターフェース)という言葉があります。UIとはユーザーが機械やアプリなどを操作するときに接する部分のことであり、ボタンであったり、ボリュームのつまみであったりスイッチであったりするわけです。

本書は最近のWebのUIをまとめ、それぞれのメリットやデメリット、使いどころや注意する点などを包括的にカバーしている本です。

普段からUIデザインに携わってる人でも、あまり使う機会のないインターフェースや、なんとなくわかった気になってしまっている部分はあるのではないでしょうか。
本書はよくまとまっているので、認識が誤っていたり、抜けてる部分がないかのチェックするのに適している本だとも言えそうです。

中身で扱ってる内容など

サイトのリンク構造、異なるカラム数のレイアウトパターン、ナビゲーションの役割と種類、サイトの一貫性、デバイス間の違いによって受ける制約、ソフトウェア面での制約、スクロールやインタラクションについて、
などなど、Webだけではなく、モバイルにも言及していて、Webとモバイルによって、微妙なUIが異なる例などについても触れています。

読んでみて

息の短いWebの技術本の中でも、一際息の短い本である気がする。
内容が悪いというわけではなくて、どこかが古くなってしまい、読めなくなってしまう本。
しかも、この手の類いの本は、どこが古くなるか、今の段階では判断つきにくい。
その一方で、今すぐ読めば、一旦UIの見直しができる。
よくまとまってるので読むなら今でしょ。という感じの本でした。

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