旅は道連れ
東北ヒッチハイク旅の中で世界遺産にも認定された平泉を訪れたのでその時のお話です。
一関の漫画喫茶の前の国道沿いでヒッチハイクをしていると、後方から若いお兄さん2人に声をかけられる。どうやら一度前を通り過ぎて、戻ってまだいたら乗せてあげよう。と戻ってきてくれたらしい。
「お兄さん、どこ行くんですか?」
「平泉行きたいんですけど。」
「行きます行きます。全然、行きますよー。」
みたいなノリで乗せてもらい、平泉へ。
「お昼食べました?」
「いや、まだですけど。」
「じゃあ、なんか食いに行きましょう。」
って感じで向かったのは中尊寺のパーキングにある食事処。
人生初のわんこそばをご馳走になります。
よくある後ろからホイっ、ホイってどんどん入れられるのは盛岡のほうのスタイルらしく、ここのは12のお椀にわけられたお膳が運ばれてきて自分のペースで食べる感じらしい。なんで小分けにするのかと思ったら、花巻起源説と盛岡起源説ってのがあって理由が少し違うみたい。(Wiki参照)
おいしく頂いたあとお店を出ようとすると、おばちゃんがもの言いたげな感じで近寄ってくる。
(ん?なんだ?)
『どっかで見たことあるんですけど、テレビ出てますよね?』
???
(出てねぇーw)
驚きから変わりつつ、おばちゃんに和ませてもらました。
中尊寺を観光
腹を満たして中尊寺を観光開始。
中尊寺は小高い山の上にありますので、坂道を登って行きます。
途中でおみくじを引いてみたら、見事に大吉。
こちらが本堂。
僕は気に入った寺社仏閣でのみ、御朱印を戴くという感じで朱印帳を持ち歩いています。
中尊寺で朱印帳は女子に人気が出そうな可愛いらしいがらのものがありました。
もらった御朱印はこちら。梵字が描かれています。
右隣は厳島神社の御朱印。
で、こちらが中尊寺のよくあるショットですね。
金色堂が中にあるのですが、内部は写真撮影ができないので外部の写真が有名なんですね。
こちらは能舞台。渋いです。
たいまつや月明かりの下で、能が演じられていた場面を想像して、一人で盛り上がっちゃいました。
奥の壁面には模様が彫られ色が付けられています。
こちらは能舞台の脇にある白山神社本殿。
輪っかをくぐって汚れを祓い落とすらしいです。
毛越寺を観光
毛越寺は中尊寺から約2kmほどの場所にあります。
仏の世界を地上に表現したと伝わる浄土庭園が有名なお寺です。
本堂。
ちなみに写真中央に映ってる2人が僕を乗せてくれた青年達です。
中央には大きな池が。
常行堂。
ここだけみるとゴルフ場にも見えなくもないですね。
庭園には植物も沢山あります。
平泉を訪問してみて
岩手県の平泉が東北地方初の世界遺産として認定されたのは、その文化的価値が認められたからに違いないと思います。
山と森に囲まれた位置に並ぶ中尊寺の寺社郡は見応えがありましたし、毛越寺の庭園も見事です。内陸部にある平泉ですが、少し足を伸ばせば被災地にも行ける位置にあると思います。ぜひ平泉と併せて、被災地も訪問していただきたいと思いました。
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