パタゴニアのリュックArbor Pack 26Lをレビュー

2016年4月6日
2017年5月16日
gappacker
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久しぶりのパタゴニア製品

アウトドア製品は機能面や耐久性が優れているので普段から利用している人は多いのではないでしょうか。僕もノースフェイスやパタゴニアの製品を好んで使っているのですが、久しぶりにPatagoniaのリュック(デイパック)を購入しました。

僕の持っているバッグ類はグレゴリーのものが多く、これまで日常使いとして使用していたグレゴリーの28リットルのデイパックは、背負い心地はいいのですが、ちょっと山っぽすぎるというかスポーティすぎると思っていたんですね。軽いトレッキングみたいな時にはいいんだけど、もう力の抜けたテイストのデイパックが欲しいと思ってました。

そんな時にたまたま目にしたこのリュックのシンプルでクラシックなデザインが好みだったので衝動買いしてしまいました。

購入したのはArbor Pack 26L。
クラッシックなデザインのデイパックで26リットルというサイズは日常使いにもちょうど良さそうです。

製品レビュー

それでは写真を見ながら簡単にレビューしていきたいと思います。まずは全体ショット。
Patagonia(パタゴニア)の創設者のイヴォン・シュイナードがやっていたパタゴニアの前身とも言える1980年代のシュイナード・イクイップメントのデザインを基に作られたそうです。最近、流行りのぶた鼻がついたクラッシックなデザインです。色は何種類かあるのですが、僕は迷った結果、黒にしました。
Patagonia Arbor Pack26L

雨蓋を開けると裏面がジッパーポケットになっています。
ポケットのサイズは決して小さくないのですが、マチがないので厚みのあるものは入れられません。
B6くらいのノートや、クッション性のあるケースにいれたコンパクトカメラくらいなら入るかというサイズ感でA4そのままはキツいので、入れるなら以前紹介したオレッタとか使って入れる感じですね。
Arbor Pack 26雨蓋裏ジッパー

内部への入り口部分はドローコードを締めるだけのシンプルな構造です。
中はPCを入れるためのポケット以外、区切りとなるものがないのです。基本的には必要なものを放り込んでいく感じなので、細かいものはバッグインバッグみたいなものを使う必要があります。
Arbor Pack 26Lドローコード

フロント部には斜めのジッパーポケットがあります。
こちらもマチがないのであまり厚みのあるものを入れるのには向かない感じです。
Arbor Pack 26Lフロントジッパーポケット

ぶた鼻のアップ。(おそらくPUレザー)。カバンの素材はペットボトルなどから生まれたリサイクル・ポリエステルを使用しています。
環境問題にコミットするパタゴニアらしいですね。ちなみにこの製品はベトナムで生産されているようですが、ベトナムは昔からアウトドアブランドのカバンとかをよく作ってますので、バックパックはベトナムで買うと、いい品質のものが安く買えますよ。(これ、バックパッカーの豆知識です。)
ぶた鼻

内部を上からみたところです。
背面側(下側)にノート型PCを収納するポケットがついています。このポケット部、写真だとうまく写せなかったのですが、ポケットの底がカバンの底から少し(3cm〜5cmくらい)浮いています。これにより、カバンを地面などに置いてもPCに直接当たらないようになってるんですね。
Arbor Pack 26L内部

製品の公式紹介ビデオです。

使ってみた感想

まだ、いろいろなシチュエーションで使ったわけではないですが、一応感想を。

使用感

製品紹介動画では人間工学に基づいてるとか最もらしいこと言ってますが、大したことありません。w
機能面は別に特筆すべきことはなく、むしろ使い勝手や背負い心地ははグレゴリーのデイパックのほうが全然いい。だけど、機能が求められる時とファッション性が求められる時ってあるじゃないですか。(僕はオシャレさんではないけれど)

ノートPCを入れる場所が最初から考えられてるのはとてもいいですね。というよりも、今時のすべてのデイパックにおいて求められる必要最低限な部分になってるのかもしれません。

逆にいうと山とかスポーツにはあまり向かなさそうです。作りが悪いのではなくて、単純に設計段階でそれほど想定してなさそうな作りなので、山とかで普通に使ってても壊れそうなのが心配です。

価格

定価は12,600円なのでパタゴニア製品にしてはそんなに高くない気がします。セールとかで買えば1万円以下で買えそうですね。

こんなカラーリングのものもあります。

ちなみにパタゴニア創業者の若い時の話はこのドキュメンタリー映画見ると面白いですよ。
[映画] 2大アウトドアブランドの創業者達の若き日の旅を追体験する『180°SOUTH』

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