例の地下神殿に足を踏み入れてきた
地下神殿として名高い首都圏外郭放水路という施設を見学してきました。
爆笑問題の番組でこの施設を紹介していて行く気満々だったのにすっかり忘れていて、先日、ウェブで記事をみかけたことで思い出したので早速行ってきました。
大人の社会見学
JR大宮駅で東武電鉄に乗り換え、南桜井駅を北口へ出ます。
住宅街と田園地区を歩くこと15分ほど、大きな施設が見えてきます。
広いグランドのあるなんの変哲もない施設といった感じ。
まずはビルの2階で受付を済ませ簡単な用紙を記入します。
時刻になると他の参加者の方々(20名ちょっと)と短い映像を閲覧。
ガイド役のお姉さんが地図や模型などを使いながら飽きさせることなく、施設の概要を説明してくれるのですが、これがとてもわかりやすい。
なんでもこの辺りはお盆上の地形になっていて、川自体にも高低差が少ないため、一度大雨が降ると川が溢れ洪水になってしまうのだそうです。
浸水被害などから住民を守るため、13年の歳月をかけてつくられた治水のための施設がこの首都圏外郭放水路なんですね。
ひととおり施設の仕組みや機能が理解できたところで、外へ移動。
グランドの脇を通って地下への入り口へ。
約6階ぶんほどの階段を降りていきます。(階段は安全のため撮影禁止)
地下5mほどまで降りていくと、空気が冷んやりしてきて気持ちいい。
で、降りるとあらわれるのがこの地下神殿。
斜めから。
階段とかも無駄がない感じが美しい。
柱は7m×2mということで巨大です。
奥に見えるのが第一立坑。
立坑(たてこう)とは川の水を取り込むための円柱状の空間で大きいものだと自由の女神がスッポリ入ってしまうサイズなんだとか。
この施設、台風など年に数回稼働するのだけど、その時は管制室からモニタリングしながら機器を制御するそうです。
行ってみた感想
でかかった。そして遠かった。。
申し込みの時に江戸川とか書いてあったので東京北部かぁとか思いこんでたら、思いっきり埼玉でした。w
まだ新しい施設ですが、早くも産業遺産の匂いがプンプンする施設です。
せっかく地下がカッコイイのに上物がダサいのは残念な感じ。
建設費に2300億円(確か)かかったそうなので、費用対効果やランニングコストなんかも気になってしまったりするわけですが、圧倒的な存在感でした。
そのうち見学ツアーが有料化する予感がするのでお早めにどうぞ。
見学の申し込みは下記のサイトから。
首都圏外郭放水路
場所はこちら
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