『漂流文庫』の第3回放流会に参加してきた。

2012年7月23日
2016年7月6日
gappacker
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週末の日曜日、原宿某所で行われた『漂流文庫』の放流会に参加してきました。
漂流文庫というのは本棚を持たない図書館で、ソーシャルの海に本を流したらどうなるかという、人を介して本が漂流していくアナログで、そしてどこかロマンティックな試みです。

ちなみに『漂流文庫』を始めたシライさんは自由大学で乾物について教えていたり、オンザライスという美味しいお米を食べるイベント等も行なっている面白い人です。(※本人は売れかけたい。と言っていましたが、そろそろ売れかける予感がしています。)

放流会の会場が原宿某所だった訳ですが、まさかの寝坊という大失態をおかしてしまいました。
久しぶりに時計を二度見しましたね。何度経験しても嫌なものです。

毎度の事ながら、脳裏に浮かぶ『諦めて寝る』という選択肢をかき消し、顔を洗ってすぐに支度し家を出ます。

でも、こんな時に限って止まるのがJR。ありゃりゃ。ついてないっす。
寝坊したせいで代々木公園で行われていたブラジルフェスでサンバを踊ってから行くという計画が台無しです。残念。

原宿に着いたものの、iPhoneが示すその辺りに隠れ家的なオサレカフェはなかなか見つかりません。
近くを行く可愛い子に場所を聞くもわからない。
しばらくフラフラし、路地を奥に入っていくと何だか雰囲気の良さげなお店があると思ったら、そこが目的地でした。

つーわけで、皆様にお詫びと挨拶。結局1時間ちょっと遅刻しました。
軽くお話をしつつも机の上にある放流される本達を見渡します。
漂流文庫
俺が着く前に説明してたら申し訳ないな〜とか思いつつ、探りをいれながら脱線、探りをいれながら脱線を繰り返しながら、なんとなく本の概要を把握。
そして各自持ち寄った放流する本の行き先を決める事にします。今回は5人で7冊の本が放流されます。
決め方はドラフト制になり、各自読みたい本を指名して行きます。僕が一巡目で選んだのは『リトルスターレストランのつくりかた。』という本でした。東京三鷹にあるちいさなレストランの創業話みたいなやつです。で、被ったらジャンケンするわけですが、この本は他の希望者の方が辞退してくれたので、すんなり僕のところに漂着することが確定。他の方も順次、指名やジャンケンを行ない、一周まわります。残った2冊のうち、気になってた旅の本があったのですが、旅の話をしてたせいで、皆さんが遠慮してくれたのか、僕が読ませていただくことになりました。『僕が旅に出る理由』という本です。
というわけで2冊の本が僕に漂着しました。
漂流文庫
読み終わったらこれをまた誰かに渡すという事を繰り返す中で、各自書き込みしたり、角を折ったり、イラストを添えたりといった経年変化を楽しめるかもしれませんね。

それから今回放流される本に図書カードと、漂流文庫のシールを貼ってパシャり。
漂流文庫
今回は三回目の放流会だったのですが、今後は定期的に行われるようですので興味がある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

漂流文庫についてはウェブサイトをご覧ください。
http://www.driftbooks.com

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