屋久島ヒッチハイク記七日目の夜。宿の出会いと食事。

2012年9月25日
2016年3月30日
gappacker
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宿に戻って部屋に入った瞬間、目に飛び込んで来たのは一応チンコだけ手で隠した全裸の男。

まっぱ「どうも、ジュンキです。」
珍「あ、どうも。」

初対面全裸ってパターンは初かも知れないな。

で、さらにもうひとり「ショータです。」
珍「どうも。」

で、奥にいくとソファに座り、上半身裸でタバコを吹かしているがっちりした青年がいる。
「カズマです。」

彼らは仲がよさそうだったので一緒に来た友達かと思ったら、ふれんどで知り合ったらしい。
一緒に飯に行くことになって、その前に一人で3件隣くらいの海産物を売ってるところを覗いてから戻る。
するとさらに渋めのオジサンが一人いる。

ジュンキと何やら、後でどーだこーだ言ってるのを聞いていたが正体はよくわからず。

ということで彼らに交ぜてもらい、近くの「お食事処 潮騒」へ。

一品目は名物の首折れ鯖
首折れ鯖

さらに数時間前に見たばっかりの鹿のタタキを。
シカのたたき

両方とも美味い。
しかも、この3人とは会ったばかりだけど、話しやすくて楽しいと感じた。

ジュンキはとても気が利く青年で、自分が先頭にたってバカなことをしつつ、しっかりと周りを見ている。
みんなからはバファリンと呼ばれていた。

カズマは一見ヤンチャに見えるけど、話すと結構落ち着いていて、後になってもう一人いたオジサンの対応を見ていて関心した。

ショータは料理人の修行中で少し落ち着いた感じだけど、しっかりフザける感じもあってバランスが良さそう。

1時間ちょっといてから2件目のお寿司屋さんに行くことに。

お寿司

盛り合わせを頼んで同時指差し指名のドラフト制で食べる寿司を選択。
こういうのが久しぶりで、なんだかとても楽しい夜を過ごす。

9時になり、フレンドの上の階で何やら恒例の宴会があるのだということで、宿に戻り上の階に行く。
そこではすでにテーブルを囲んで宴会が繰り広げられている。

???

ふれんどのお母さん(オーナー?)もいて、どうやら夜な夜な宴会をしているらしい。
なんだかよくわからないまま参加すると、先ほどのオジサンが上機嫌で酔っぱらってる。

なんでもこのオジサンは屋久島ヘビーユーザーらしく、ふれんどの常連らしい。
いいスポットを沢山知っているようで、彼らもその日の昼間に飛び込みスポットに連れて行ってもらったんだとか。
彼を中心に踊るさんま御殿のような宴が展開される。

いい人なんだろうけど、酔っぱらってるので何度も同じこと言っている。
飲まない自分からすると、この手のタイプの人は面倒くさくなってしまい、普通にシカトしちゃったりするんだけど、カズマは丁寧に対応している。
自分にはできないので、これには偉いなぁと関心する。

ジュンキは気遣いと気配りの塊のような性格らしく、当然この酔っぱらいのオヤジにも、そのように対応する。

で、多分だけどショータはこのタイプ、あんまり得意じゃない気がする。w
まぁ、これは印象でしかないんだけれど。

さきほどとはうってかわって会話ができなくなり、オジサンが女子を中心にいじって楽しみ、時折いじりやすいジュンキと、丁寧に対応するカズマに話を振ってはすぐ自分の話に戻ると言うパターンに飽きだしていた。盛り下げずに立ち去るタイミングを見極めようとし始めたら、丁度お開き。

歩いて河口付近の川沿いに移動しようとのことになった。
なんかいい場所があるかもしれないし、外の空気を吸いたかったので、引き続き参加してみる。

オジサンは少しマッタリしてきたのか少し静かになり、川沿いのデッキに丸くなって座り、各自自己紹介が始まり、初めてちゃんと話せる雰囲気になった。
時間があまりなかったけど、中でもドバイの小学校で同級生だったという女の子2人、離島マニア(?)の子など、もう少し話せば面白い話が聞き出せたかもしれないと思った。

宿に戻りしばらくすると、僕は縦走の疲れもあり、休むことにした。
若い3人はでかけたのは分かったがそれに参加する元気はなかった。

僕は3日ぶりのベッドを満喫して眠りについた。

続く。

屋久島ヒッチハイク記八日目。出会った仲間とドライブ、別れ、そして鹿児島へ。

ヒッチハイクマニュアル

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