スピーカーの不調はストレスフル
僕がMacに繋いでいるスピーカーがBOSEのCompanion 2 series IIというモデルで、シンプルで主張しないながらも、しっかりとした音を出してくれていて気に入っています。
実は数ヶ月前から、このスピーカーの調子が悪くて困っていました。
ボリュームのつまみを回すと、ところどころでガリと呼ばれるノイズが出るようになっていて、つまみの場所によっては片側だけ(つまみ側のあるほうだけ)音が鳴らなくなるという症状でした。そのような状態ですので、スピーカーから音を出す時は、両方のスピーカーから音が綺麗に鳴る音量のところにつまみを一旦合わせ、それからMac側のボリュームを調整するといった方法で凌ぐしかありませんでした。
最近はもっぱらプライムミュージックで音楽を聴きながら作業しているので、このよくわからない調整作業が地味にストレスとなっていました。
このスピーカー自体、気に入っているし、それほど長いこと使用しているわけでもないので買い換えたくもありません。スピーカーならそんな複雑じゃないだろうし、修理できるかもしれないと思い、とりあえず開けてみることにしました。
分解できない
検索してみるとわかるのですが、「BOSE Companion2 分解」などで探してみても情報がなく、中身の見えている画像すら見つかりません。
唯一、見つかったの画像が鉄製のサランネット(全面のメッシュ部分)の上部が不自然な形で切り取られていて、スピーカーのコーン部分だけが露出したもの。どう考えても壊したんじゃないの?って感じもしましたが、とりあえず外してみることにしました。
同時に、ガリに関しては接点部分を掃除すると治るという情報が多かったので、金属パーツなどの接触不良の接点を回復させ、腐食を防止するコンタクトスプレーを購入しました。
電源などを全て外してから、スピーカーの背面に唯一あるプラスのネジを一本外してみます。
その後、正面のサランネットの間にマイナスドライバーを入れて外そうと30分ほど試行錯誤したものの、全然開けそうにありません。開かないどころか、小さな傷がついてしまい、ぶち壊す勢いで開けるかどうかの判断を迫られることになりました。
しばらく考えたものの、スプレーについてる赤いノズルがあるし、噴射力があるので、隙間からなんとかなるんじゃないかと思いました。
ボリュームのつまみの隙間から噴射しようとして、よくよく考えたら、つまみが外れるような気がしてきた。
で、ゆっくり力をいれて引っ張ってみた。
取れたーーーー。
エレキギターのつまみと同じ感じなんですね。
ここで奥にある6角のナットを外すかどうかの選択を迫られたんだけど、構造的に外すとはめるのが面倒くさい気がしたので、とりあえずこのままボリューム部分の回る部分に勢い良くジェット噴射し、馴染むようにつまみをグルグルと回し、いったりきたりさせてみました。
しばらくなじませてからスピーカーを繋ぎ直してみると…
直った。
ボリュームを回してみても、まったくノイズがない。
もっと早くやってれば良かった。
もし金属部品の接触不良とかで困っているなら、コンタクトスプレーを試してみると無駄なゴミが出たり、買い替えたりしなくなるかもしれないですよ。
お試しあれ。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでgappackerをフォローしよう!
Follow @gappacker