[映画] 消えた名画と記憶と催眠をめぐる上質サスペンス『トランス』

2015年1月11日
2017年6月8日
gappacker
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トランス

ダニー・ボイル監督の最新作

ここのところブログをサボってしまっているのですが、年末年始は映画を観たり、本を読んだりしてゆっくり過ごしていました。徐々にアウトプットしていこうかと思います。
まず年末に見た映画の一つがダニー・ボイル監督による2013年公開の作品『トランス』です。

あらすじ

アート競売人のサイモンはギャングと示し合わせ、ゴヤの名画『魔女たちの飛翔』をオークション会場から盗み出すことに成功するが、サイモンの裏切り行為によって肝心の絵画が行方不明になってしまう。サイモンを拷問し、絵画の行方を探るものの、サイモンは計画時に頭を殴られた衝撃で一部の記憶を失っていた。ギャングのリーダー、フランクは催眠療法士エリザベスを雇い、失われた記憶と名画の行方を追うが、記憶が蘇る中で隠された真実が明るみになっていく。。

予告編

映画を観た感想

ダニー・ボイルの監督作品を見るのは『トレインスポッティング』、『ザ・ビーチ』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『127時間』に続いて5本目になる。
あまり外れ作品のない監督という印象を持っているのだけど、この作品もなかなか満足度の高い作品だった。

僕はサスペンス要素のある映画が好きでわりとよく観てるほうだと思うのだけど、ダニー・ボイル監督の場合、これまで観た作品が毎回ジャンルが異なる。
そんな彼によるサスペンス作品ということでどんなものになるのか、かなり期待しつつ観たのだが、期待を裏切られることなくしっかり高いレベルの作品にしてきてて、この監督はジャンルとかあまり関係ないんだとあらためて思わされました。

ちなみにセクシーシーンがあるので、子どもと観る感じの作品はないですね。
一般的にはそこまで評価が高くないようですが、僕は結構好きな作品でした。
『メメント』や『サイド・エフェクト』が好きな人は楽しめるかも。

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