マット・デイモン主演の社会派ドラマ
どんな役でも演じきり、作品としてもあまり外れのない印象のマット・デイモン主演ということで見てみました。
あらすじ
大手エネルギー会社、グローバル社の幹部候補生社員であるスティーヴ(マット・デイモン)、がガス採掘権を買収すべく訪れた田舎町で住民との交流を通じ、自身の人生を見つめ直していくという映画。
アイオワという産業のない貧しい街出身のスティーブは、生活の苦しい農家の人たちの生活を豊かにするべくシェールガスを売り込むが、そのリスクややり方についての葛藤が生まれていき。。
予告版はこちら
映画を観た感想
マット・デイモンていい役者だよなぁとどの作品観ても感じるわけですが、この作品の監督であるガス・ヴァン・サントは、『グッド・ウィル・ハンティング』の監督だそう。好きな映画10本に入れてもいいくらい好きな映画なのに監督名を知りませんでした。
超大国アメリカとは言っても田舎の経済事情は厳しいことや、近年、夢の資源として注目されているシェールガスの発掘にはリスクが伴うらしいということも伝わってくる。ひょっとしたら過去の原発誘致とかもこんな感じで、お金をちらつかせたり、説得やミーティングをしたり、反対運動とか起きたりしていたのかもしれないと思うと、なかなか考えさせられる部分もある。
作品としては悪くはないし、マット・デイモン好きなら観ても損はしない。
でも圧倒的に面白いかと言われると何かが少し物足りない。
終盤で、えっ?そんな感じですか?っていう部分があり、観終わってみると全体としては少しぼんやりした印象しか残らないのが残念。
とはいえ、こうしたらもっと良くなりそうとかもないので、こういう映画になってしまうのは仕方ないのかも。
マット・デイモンが好きか、エネルギーとか環境問題とかに興味ある人以外にはそんなに薦める感じではないかな。
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