[書評] マイクロビジネス入門書『1万円起業』は意外とまともなリーンな起業入門本だった。

2014年4月8日
2017年5月16日
gappacker
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怪しげなタイトルのわりに内容はまとも

タイトルがなかなかうさんくさくいのですが、1行でもヒントが隠されているのではないかと期待して手に取ってみた1冊。読んでみて思ったのは、深くはないけど、意外とまともでバランスのとれた本だということです。

内容

本書は下記の1500人の対象者にリサーチしたエッセンスをマニュアル化した本だそうです。
・初期費用は1万円から10万円
・年間収益500万円以上
・資格や特別な技能を必要としない
・ごく少人数(1人または友人数人など)

構成は大きくわけて3部構成となっています
第一部は、心構えも含めた準備のフェイズ
第二部では、実際に行動してみるフェイズ
第三部では、利益を増やすために、ビジネスを改善するフェイズ

マーケティングを少しでもかじった事のある人ならの既に知っているだろうけど、知らないなら知っておいたほうがいい初歩的な事や、インバウンドマーケティングや、サービスのリーン開発的な話を容易な言葉で説明しているので、マイクロビジネスを始めたいけど難しいビジネス本など読む気がしないって人には丁度いい本なのではないでしょうか。

さらに、海外の例が多いですが、マイクロビジネスがうまく発展した事例などが紹介されているので、自分だったら何ができるか?という思考を促しやすい本です。

まとめ

主婦や大学生、今はサラリーマンだけど、いつかは独立したいと思っている人にオススメしたい本です。
特定のジャンルを深く掘り下げると言うよりも、事例を紹介しつつ、ビジネスに役立つ幅広い知識の上澄みだけをすくいとって消化しやすくしたような内容なので、ガチガチのビジネス本が苦手な人にも無理なく読めると思います。
気になった部分は別の本で掘り下げればいいので、まずはこの本を手にとってみてはどうでしょうか。

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